コットン・モスリンのシュミーズドレス
舞踏会用の絹のドレス(昨日の記事:マリー・アントワネットのドレス)にはない、母性とか女性性を感じるやさしいドレス。 カリブ海からパリに移り住んだ開放的な女性たちが流行らせたのだとか。
アントワネットはあれだけファッションに浪費しながらも、凝ったスタイルよりこのような簡素なデザインのものを好み、宮殿の自室やプチ・トリアノンなど、ごく私的な空間で着ていたそうです。
元となった絵がこちら
ヴィジェ・ルブラン画
「モスリンのシュミーズドレスを着た王妃マリーアントワネット」
この肖像画が展示されるや「下着姿」と大スキャンダルとなり、絵はサロンから外されてしまったとか。
「イギリス風ドレス」
こちらもシンプルですよね。 元になっているのは 昨日の記事 で紹介した有名な肖像画「薔薇を持つマリー・アントワネット」。 イギリス式のお茶会に興じたり、薔薇を好んだり、イギリスにも大いにかぶれていたそうです。
さて、表紙だけお見せした冊子の中身は・・
ドレスの生地見本帳(レプリカ)
ファッションリーダーであるマリーアントワネットが身につけるドレスやジュエリー、髪型は常に社交界の注目の的だったといわれていますが、
毎晩、生地見本帳をもとに、翌日の予定にあわせて何着もの衣装を用意させていたそうです。
レプリカとはいえ、わくわくしちゃった。色や柄のあわせとか、すてき。この見本帳、販売してほしい♡
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話はかわって
この秋ほしい服、まだ買えてないんだけど、ウェッジソールの「パリ色」ショートブーツに出会いました。ふふ
↑ にも書きましたが、ファッションの好みってうつろいゆくもの。「今の気分」でなくても、また戻ってくることもあるので捨てすぎには注意だけど、そろそろクローゼットの整理もかんがえています。
あれから一年・・
減らして、増やす(クローゼット片付けメモ)