埋立地「浦安」液状化訴訟 | サザクロノート

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埋立地である浦安に一戸建てを購入して、

先の震災で液状化して家が傾いたから

不動産会社に賠償請求していた住民側が

敗訴しました。

まぁ当然と言えば当然ですかね。


家を買う・・というのは、土地を買う事が

購入者側にとっても購入を検討する際に

一番想いを馳せる&考える項目要素です。

自分もそうでしたが、不動産時代のお客様も

皆そうでした。いわゆる不動産を購入する際

常識として一番重要な検討・選別項目です。


賃貸ですら、どこに住むかを考えるでしょう?

ましてや、自分が買う土地付き一戸建てや、

土地そのものです、検討するのが当たり前です。


昨今の定期借地で上物(建物)だけ購入して

土地を返却するのとはわけが違います。


ご飯食べるのも、何かものを買うのも

対象となるメニュー、モノに対して

自分の中で考えるでしょう?

命の次に高い買い物・・と言われた(今もか)

家と土地を買うのですから、自分が買う物が

どのようなものなのかを、真剣に考えているのが

常識なはずです。

訴訟提起された場所は1981年分譲とのことですので、

その頃に液状化現象がどこまで周知されていたか

微妙なところかもしれませんが、一般的な周知

度合いではなく、そもそも土地付き一戸建てが

夢のマイホームという一般的には手が出ない

時代ですから、購入を検討できる高所得者層は

少なかったわけでして。

液状化現象がマイナーで購入者側も熟慮する際に

思いもよらない未知な事柄であったとしても、

埋立地であることは、購入を検討する際に

間違っても見逃すことは無いはずです。

見逃した購入者が居たとすれば、それは相当に

無頓着であったと思います。

住宅の上物(建物)は、大よそ同じような価格です。
※豪奢なつくりにしなければ

土地付き一戸建てを購入する際の価格のほとんどは

狭い日本においては土地の価格がほとんど・・と

言っても良いくらいなものだと。

そして土地は等しく同じ価格ではありません。

その土地によって広さも相場も違って、価格が

異なるのは当然です。

・山林や川沿い、そして埋立地は安い・・

・安いには訳がある

これを、土地付き一戸建てを購入しようとする

『大人』が理解できないとは到底思えない。

安い=他所と比べて人気が無い

人気が無いのも理由があって、その理由が何か?

というのは馬さんや鹿さんには判らなくても

大人の人間であればわかるし、考えることができる。

考えることができれば、その答えに容易く

たどり着けるはず。

そう、埋立地は危険だよと。

だから安いんだよと。

安く買っておいて、被害が出たらお金を請求する

もうね・・輩と言われてもしょうがないレベルかと。


友人が浦安(新浦安)にマンションを購入する際に

土地の件が話題になりました。

その友人は、液状化のリスクを踏まえても

その土地で済みたいから買うんだ・・と。

何かあったら、みな一緒だから、何かある確率と

購入予算と諸々を検討熟慮して新浦安にマンションを

購入したのだから、こうなっても致し方無いよって

言ってました。それが常識だと私も思いますなぁ。