陰陽論とムペンバ効果
みなさん、ムペンバ効果をご存知でしょうか?何やらドラクエの呪文のような名前ですが、実際に存在する科学的な現象のことです。タンザニアの中学生が発見した科学的な現象なのですが、どういうものかといいますと、容器に入った常温(おそらく摂氏20度)の水と沸騰した熱湯を同時に冷凍庫に入れると完全にカチコチの氷になるのは沸騰したお湯のほうが早いという理論です。この理論は日本の科学会はやや否定的なのですが、世界的に見れば認められているようです。10回やれば10回とも成功するわけではないので、日本の科学会が否定しているのもわからなくもないですが…では、このムペンバ効果を陰陽論で、ごく簡単に分かりやすく説明したいと思います。常温の水と熱湯では、陰陽の割合で熱湯のほうが陽性度が強くなります。というか水が陽性を極めた状態が沸騰している熱湯です。陽は陰をひきつけます。陽が強い方がより陰を多く引き寄せます。磁石のプラス極がマイナス極を引き寄せるのと同じようなものです。陰性である冷凍庫内の冷気を、常温の水より多く引き寄せられる熱湯のほうが、完全に凍るのは早くなるのです。信じるか信じないかはあなた次第です。