母のこと 76 「決めなくてもいい」という決断 | Destination Anywhere

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着地点が見えないまま迷走中~。

 

こんばんは。

 

今日は土曜の丑の日ですね。

我が家でも鰻を買いましたが…母は鰻が嫌いでした。

100%見た目が原因の食べず嫌い(笑)

川魚…内臓も脳みそも目玉も丸ごとの(やめれ)

小魚の山椒煮とか平気で食べるクセに

きっちり処理されて香ばしく焼かれた鰻がダメだなんて

意味わからんけど、ほんっとに食べませんでしたうなぎ

 

 

 

 


母のことを

リアルタイムで書かないことの良さに

自分のメンタルを立て直し、整理してから書けることがあります。

 

今こんな状況です…

明日会ってきます…

また報告します…

 

以前はこんな感じで書いていたこともありましたが

どこに向かってるのか、自分でもわからないような状態で

結果自身を追いつめることとなり、私には合いませんでした汗

ブログはどんどん暗くなっていき、楽しいことや、明るい話題を書くことに

罪悪感を感じたりもしました。

 

 

今は時間差で、書きたいことだけ書いてます。

どこに向かっているのか、自分も納得した上で書いているので

気持ちは前向きになってきましたアップ

Jovi記事だって、おふざけだって、しばらくしたら書けちゃいます。

 

 

ブログを書くことの理由はいくつかありますが、結局は

それが自分にプラスな作業だからです。

なので

母のことも、Jovi記事も、普通の日常の話しも

「ひとりでも多くの人に読んでほしい」という気持ちはありません。

 

役立つわけでも、貴重でもない、他愛のない話しですが

共感できる方、必要な方が読んでくれたらいいなと、思っています。

 

違和感ある方もいらっしゃるでしょうが、このスタイルで

続けていこうと思っております。

よろしくお願いいたしますおじぎ

 

 

 

 

 

 

さて、前回のつづきです。

 

 

 

 

前回

 

一週間後の、7月6日(金)までに

人工呼吸器を使用するか否か

主治医に答えなければならなくなり

 

それで、5日(木)、急遽実家へ行ってきた…

というところまで書きました。

 

私も姉も、母の意思を尊重したいと思っており

母にどうしたいか聞くのが一番だと思っていたのですが…

 

 

「お母さんに決めさせるのは、酷過ぎる」と

ケアマネさんに言われてしましました汗

 

そこで初めてそうか、そういうことになるのかと、反省するアラフィフ姉妹汗

 

昨年父が体調を崩した時、急に危機感が襲ってきました。

父に万が一のことがあったら、母は自分が生きてることを

悔やんでしまわないだろうか?

父がいて、姉がいて、義兄もだけどみなが元気だから

成り立ってる介護生活。それならば母も生きていたい。

そうでなかったら、母は今と同じでいられるだろうか…

その思いは姉も同じだったようで。

 

 

ケアマネからは、

「どんな選択でも、サポートしていくから、大丈夫!」

って、安心させてあげてくださいと言われました。

なるほど~

 

 

母に会って、そのようなことを私なりに伝えました。

そもそも、母は苦しくないのです。

苦しくないのに、人工呼吸器つけようって思わないですよね。

一度つけたら外せないって言われてるのに。

だからいいよ…つけたくなったら、いつでも言ったらいいよ。

そしたらその時点でつければいいよ…

そんな風に話しました。

 

 

この日帰る時…母はリハビリの途中でしたが

私の手を渾身の力で握りました。

(これ以上は痛みを感じるほど力強く)

それは遠く離れて住んでいた時(九州とか)以来の

「今生の別れ」式、「またね」でした。

後になって、よくあんな力が出せたものだと思いました。

 

 

そして翌日、

「今は呼吸器はつけない。先のことはわからない。でも…今はつけない」

と主治医に返事。

 

答えになっていないような答え。

でも私達家族にとっては、大きな一歩でした星