先週はいろいろ思うことの多い週でした。
だからって わけではないですが
今日は少し母の話しを。
先週金土、母はショートに1泊でした。
昨年末で、実家は家業をたたみ
義兄は今までどおり 外へお勤めですが
父と姉は無職。(父は当然ちゃー当然ですが)
以前の母なら、それならショート行きたくないって
言いそうなのに
胃瘻を作ってから、とてもものわかりがよくなってしまったように思います。
ちょい淋しい…
状態は落ち着いてます。
日によって 文字盤で会話ができる日と、出来ない日がありますが
出来ない日があっても
ありがたいことに 回復してくれてます
元通りではなくても。
睡眠時だけ酸素療法を取り入れましたが
夜の呼吸は楽になり、それは=ぐっすり休めてるはずなのでよかったのですが
「二酸化炭素がたまってる」とのこと。
「呼吸」というスキル全体が落ちているのに
機械の力で酸素だけ取り込んでも うまく二酸化炭素を吐き出せない。
そう言うことなのだと思います。
詳しい数値や理由を姉に訊いても
尋ねてないか、覚えてないことも多く
姉いわく
「毎日のように訪看さんやリハビリの先生や
ケアマネやドクター、
たくさんの人といろいろな話をしてるので
その時納得すれば、特にそれ以上のつっこみはしないのよ。
ブログでも書いてるなら別だけど」
ってことで、こちらもそれ以上詮索はしないようになりました
(姉は、もう私はブログ書いてないと思ってる…たぶん)
病気の当事者もそうですが
介護者にもいろいろなタイプがいて
細かく訊いて記録、予想して備えておきたいタイプと
だいたいのことがわかってれば あとは本人を見守るだけ。
当てはまるかどうかもわからないのに
先のことまで訊いて心配したり、落ち込んだりしたくないって
タイプと あるんだと思います。
うちの家族はどちらかというと後者で
「知りたくない」わけではないのだけど
積極的に調べたりはしないです。
それは母も同様で、過去には
ひとりいろいろ知ってしまった私が
「動けるうちに出かけよう!」などと言うと
「どうしてそんな恐ろしいこと言うの…」
と、かえってナーバスにさせてしまったり
実際、いろいろ知らずにいた時の母は元気でした。
身も心も。
腰の骨折がなければ、もっと長く動けていただろうにな~。
あの時の骨折がショック過ぎて
一気に状態が悪化したりしなければ
(一日で表情もなくなり、全く何もできなくなってしまった。
朝自分でメイクして、介添え付きで歩いてたのに)
あれがなければ、気切ももっと後だったろうに。
まあ、過ぎたことを悔やんでも仕方がない。
今母は、気切して胃瘻で、ほぼ一日ベッドだけれども
特別体の痛みがひどいわけでもなく
毎日音楽を聴き テレビを楽しみ
相変わらず よく笑ってくれています。
母の手は、いつも指先をつぼみのようにくつけた形になってるのですが
マッサージしてあげたら、簡単に開き指先もピンクに
いつも足や肩、せいぜい二の腕で
手のひらってマッサージしたことなかったんです。
「お母さん、固まってないよ~、ほら開いたよ」
と言っても自分で手を持ち上げて見れないし
動かすと せっかくリラックスしたのがまた戻ってしまうので
画像を撮って見せてあげたのが コレ。
左手、右手♪(同じ大きさで撮れ~)
酸素療法を夜だけにしているのも、
呼吸リハビリが週一から週二に増えたのも
できるかぎり長く自発呼吸を続ける為。
母の選択が報われますように。
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