手術から1年経過。
バージョンアップから1年です!
ちょうど一年前のぉ〜(←虎舞竜。笑)
手術の日の事は
今でもしっかり覚えてる。
初めて入った手術室は物珍しくて
麻酔が効くギリギリまで見ててやるぞ
そう思って天井を眺めていて
『あれ?麻酔入ってます?』
って麻酔科の先生の声を聞きながら
暗い世界に引き込まれた。
術後は脈拍が低すぎて
心電図モニタが何度もピーピー鳴って
看護師さんをバタバタさせちゃった。
術後の次の日は歩けなくて
ビックリしたっけ。
『ま、まさか私が歩けないなんて。。』
もう一年経ったのかと思うと
何だか懐かしい。。
気持ちの方は
喪失感やら負の感情にとらわれる事なく
過ごしております。
まぁ、、昨年秋シーズンの
コウノドリを見てた頃は
『子宮のない自分』っていうのが
チラチラ頭をよぎったりしたんだけれど
新年と共に喪が明けた感じ?
仕事が忙しかったっていうのもあるけれど
『子宮』について
意識することすらなくなった。
体調の方はすこぶる良く
術前は生理前後にあった
精神的な不安定期も
ゼロにはならないけど
本当に少なくなったと感じてます。
あ、生理はないですけどー(笑)
若い頃は短期間だけど基礎体温を測ってて
低温期と高温期があって
生理もチキッときて
人間の身体って凄いなぁって思ってた。
子宮が無くなった今
基礎体温が気になってます(笑)
卵巣があるから排卵はしてるわけで
低温期も高温期もあるはず。
ちょっとした興味。
ま、面倒だから測ってないんですが。。
こんな事書いて良いのか
分からないんですが、、
私、長生き願望が無くてですね。。
極端な話『明日死んでもいいかなぁ〜』
なーんて思って過ごしているのです(笑)
あ、『死にたい』って訳じゃないですよ!
きっと結婚してたら
自分が死んだ後の相手が気になるだろうし
子供がいたら成長やその先も見てみたい
そう思うのは当然だけど
何せ後ろ髪ひかれるものが
まるで無いっていうか。
そんな状態だから
喪失感とは無縁だったのかも、、。
これがもし20代30代だったら
今と同じようには
考えられないんだろうけれど。
子宮があっても無くても私は私。
現在は無いってのが普通の私。
今のこの時間を過ごしてるのが私。
『今の自分を受け入れる』
それが波乱万丈(笑)?の末に
手に入れたもの。
若い頃は本当に
自分に意地悪だったのよー(笑)
今は自分に過度な期待はしない。
私は私。
『こうなりたい』というのはあるけど
『こうならなきゃ』とは思わなくて
『なれたらいいなぁ〜』
『なれたらラッキー』ぐらいなスタンス。
自分にイライラして落ち込むけれど
そのイライラだって
不必要な感情ではないんだろうし
イライラしたからスカッとしたくて
たくさん笑えたり、、ね。
子供の頃
事故で突然伯父さんが亡くなった時
母が私に言った。
『人間はいつ何が起きるか分からない。
だからこそ、後悔のないように
生きなきゃいけない』
そう、、下を向いて過ごしたら
楽しくないし
次の世界に旅立つ時に
後悔しまくりですわ。
今頃私の子宮(遺伝子か?)も
先生方の研究に大活躍してるはず!
(↑大学病院での手術だったため
摘出した子宮を研究用に提供しました)
自分で言うのもなんだけど
結構いい遺伝子持ってると思うのよ〜。
(ビジュアル的にはノーコメント!)
両親の家族はみんな元気で
女性陣は特に長寿。
母方のばあちゃんは104歳で旅立ち
父方は94歳でまだ健在。
伯父さん伯母さんクラスの
入院話も聞かないしね。
お腹の出っ張りがない生活は
何をするにも快適です。
服もお腹を気にせず選べる。
妊婦さんに間違われる事もない。
傷跡はというと
お臍の傷は縦に3センチくらい。
他の3ヶ所は1センチ未満。
その内2ヶ所はおパンツに隠れる位置。
↑セクシーおパンツだと見えちゃう?
どれも茶色いシミの様になってる。
段々と目立たなくなってくる傷を見るのも
また楽しかったりする。
手術からちょうど一年。
手術して良かったと改めて感じています。
さぁ、もっともっと楽しもう!!
大好きなお山。
そろそろ季節がやってくる!

