先日、薪でお世話になっているKさんの玉ねぎの植え付けのお手伝いをした。
 
 
 
Kさんは、植えたい野菜があったら好きなものを植えていい、と言う。
 
 
 
 
私「豆類は?」と言うと………
 
Kさん「前にインゲン植えたら害虫被害で何も収穫できなかった」とのこと。
 
 
インゲンって害虫付く?びっくり
 
 
3年ほど豆類を育てたが、食べられないほどの害虫被害にあったことはない。
 
 
 
むしろ、艶々のべっぴんさんばかりだった。
 
 
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何年か前、知人が畑で大根を栽培した時
 
 
 
大きく丸々と太った立派な大根100本ほどが、害虫被害に合い、その方は全部捨てていた。
 
「ヨトウムシ」が畑で大発生した、そう言っていた。
 
毎年耕運機で畑を耕し、牛糞堆肥、豚堆肥を何十袋も購入しては畑へ入れていた。
そして化学肥料や農薬も使っていた。
 
だから大根は丸々と育った、が、害虫も大発生したのだ。
 
 
なぜ?どうして?どういうこと?
 
 
私の探求が始まったのは、これがキッカケだった。
 
 
 
 
まず、牛糞堆肥と豚堆肥を疑い調べて納得。
 
 
自然の牧草のみを食していた昔の牛や豚と違い、いろいろな科学的なものを与えられている。
 
だから、糞にそのまま出る。(入る)
 
その上、化学肥料や農薬を躊躇なく使用する。
 

そして、土はバランスを崩す。

 

バランスを取り戻す為に雑草たちが活躍する。

 

 
その知人は高齢の為、もう畑から離れた。
一年離れただけで、たんぽぽ畑に。↑
 
土を触るとカチコチで硬い。
 
ああ、今たんぽぽやその他の雑草たちが汚染された土の中のバランスを整えているのだな、そう思った。
 
 
 
 

 

牛糞堆肥、豚堆肥を土に混ぜ混むと野菜が大きく育つと思い込んでいる方は多い。
 
 
思い込みや決めつけで行動しても、結果を見て、なぜこうなるのかを考えない人と、原因を探る人では、人生の道のりがくっきりと分かれる。
 
 
私は完全に後者だった。
 
そして、土に余分なモノを入れない栽培を始めた。
 
福岡正信さんの「わら1本の革命」を読み衝撃を受けたが、そこにたどり着くまでの過程を楽しんでいる最中と言ってもいい。
 
 
 

 

害虫が付くのは植物が弱っているから?
 
それはあのアニメの中で描かれていた。
同じようなことを「アナスタシア」の本の中でも述べられていた。
 
 

 

そして、この時になるほど、納得したのだ。
 
 
 
 
土は自分なんだ………。
 
 
 
私は、自分のカラダが大切だからカラダに入れるモノを選ぶ。
加工されたモノより自然のモノがカラダはより元気に動く。
カラダが弱った時はウイルスが入り込んだりするし、痛みなどで異常を知らせてくれる。
 
 
同じように、土も大切だから土に入れるモノを選ぶ。

化学肥料より自然のモノが土はより元気に働いてくれる。

害虫が発生するのは、害虫が住みやすい環境だから。

雑草たちは菌を呼び込み元の状態に戻そうと作用する。
 
 
 
 
自分=土
 
 
 
自分は元を辿ると土と水から出来ている。
そして、最後は土へ還る。
 
 
土は地球の一部だ。
 
土を汚染=地球を汚染
 
地球を汚染=そこに住む生物を汚染
 
 
その汚染を浄化している植物や虫や微生物たち。
 
 
私たちの腸の中でも、微生物たちがバランスを取りながら働いている。
そして、不要なモノは体外に出す。
 
 
知れば知るほど自然の仕組みは神秘なのだ。
 
雑草を何年も積み重ねた雑草堆肥は、いつもフッカフカの土おねがい
 
 
 
※自分は学者でもなんでもなくただの変人なので、自分が体験し学んだことを綴っているだけで、自分が正しいとか、人が間違っているとかのことでありません。
 
ただの自己満足の世界です口笛