孫が2人いますが、下の孫娘(6才)
虫を見る度に「コワ~イ!」と言う。
 
 
 
公園の遊具に蜘蛛がいる、または蜘蛛の巣があるだけで前に進めずにいる。
 
 
 
小さな頃から虫を怖がり、家に入り込んできたハエにすら「コワ~イ!」と逃げ回る。
 
 
我が家には、春先よくワラジ虫がどこからともなく入り込んでくる。触れるとボールのように丸くなるダンゴムシも。
 
 
 
普段も蜘蛛があちこちにいて、見つけると外に行ってもらう。
決して潰したりせずに。
 
1度、布団をめくると蜘蛛がいて蜘蛛と一緒に寝ていたこともあるニヤニヤ
 
ただ、家の中で見つけると外に行ってはもらうが、虫達に対して恐怖感もなければ、嫌悪感も全くない。
 
 
ただ、例外があって我が家に入りこんできた虫でハエや蚊はやむなくパチンとしてしまう。
彼らは、すばしっこくてなかなか出て行ってくれないどころか、私の睡眠を妨害する為。
(ゴメンネ(^-^;)
 
畑にいると様々な生物に出会うけど、コワイと思ったことは1度もない。
スズメバチもいるけど、刺されたことは1度もない。
 
虫たちは、ただ生きている、それだけ。
 
 
ある時、孫娘に聞いてみた。
私「どうして虫がコワイの?」
孫娘「え………………真顔
 
私「虫に何かされた?」
孫娘「う~ん………………ショック
 
 
コワイ理由を知らないまま怖がる孫娘
 
 
我が家に泊まりにきた時に、蜘蛛がいてそっと外に出してあげた私を見て
 
孫娘「どうして潰さないの?キラキラ
 
と聞くので
 
私「蜘蛛は何もしていないからだよ」
 
と、答えた。
 
そう、蜘蛛はきっと薪ストーブ用の薪か、あるいは洗濯物にたまたまくっついていただけ。
 
蜘蛛に悪意はないのだ。
 
 
母親(息子の嫁さん)が、やはり虫にたいして恐怖を抱いていた。(女性はそれが普通なのかも)
 
虫を怖がる母親を見て、娘が虫を怖がる。
 
なるほど、大人は子供達の模範です。
 
 
どうして虫がコワイのか理由もわからない孫娘に
 
私「○○ちゃんが、もしこの虫だったとしたらどうする?」
孫娘「う~ん…………アセアセ
 
私「この虫たちはね、この虫を選んで生まれてきた訳ではないし、ただ必死に生きているだけなんだよ。何もしていないのに潰されたら○○ちゃんなら悲しくない?」
 
孫娘「悲しいぐすん!」
 
子供は汚れなき天使です。
 
思い込みを外すのは、幼ければ幼いほど簡単です。
 
いつも思うことだけど、思い込みのせいで生きづらい人々が多い世の中です。
 
どうしてなのか?
 
理由を考えた時、的確に理由を言えるならまだ良いが、
 
親がそうだったから
テレビで言ってたから
友人が言っていたから
 
そうだとしたら自分以外の周りではなく
 
自分はどう感じ、どう思うのか
 
を明確にしてみると、意外とどうでもよい事を決め付け、信じ、拘っている場合がある。
(自身の経験から)
 
 
宗教もそうです、信じるか信じないか
 
信じるから(外側を)裏切られる。
信じないと裏切られることはありません。
 
 
 
なぜ自分を(内側)信じないのか。自分のココロを。
 
 
話が逸れましたが、孫達が先日我が家に泊まりにきた際、庭でイチゴを採って食べていました。
 
こんな小さな原種のイチゴだけど、兄妹で宝さがしのように探す。
 
そのうち、小2の孫がスコップで土を堀りだしミミズを発見しました。
 
 
その時の孫娘
「あ~ミミズさんだぁ~ニコ
 
なんと!ミミズに、さん付け(笑)
 
 
 
 
 
思うに、小さな子供は全て大人の影響を受けていることを確信しました。
 
良いとか悪いとかではなく、自分がどう思うのかを自分で判断させること。
 
大人の価値観を植え付けずに、自身の心で判断させること。
 
そんな、ごく普通の事が通らなかった時代が長く続きました。
もう、それらを変えていかなければならない
と感じているのは、私だけではないと思います。
 
 
虫さんがかじった小松菜
 
これを大人がどう捉え子供達に伝えるかで、子供の人生に影響を及ぼします。
 
虫が食べたお野菜だから汚い
虫が食べるほど新鮮で美味しい
 
あなたはどう捉えますか?
 
 
 
形が悪くても、虫食いでも、どんなお野菜でも
 
無農薬でカラダに良い健全なものだけが置かれる時代がきますように。
 
人々が、見た目よりも中身を見定められる心を取り戻せますように。
 
 
本日もお読みくださり、ありがとうございましたニコニコ