昨年の秋、白菜と大根と共に植えたキャベツ。
 
白菜も大根も大きく成長したけど、キャベツだけが間に合わず……結球前に寒くなりました。
 
 
そのうちに雪が降ってきて、寒いかなキョロキョロと思い、小さなビニールハウスを作り冬を越した。
 
 
春に雪が解けてから見に行くと
8株中、2株だけがなんとか生きていました。
(ビニールは当然ながら雪の重みで潰れておりました)
 
昨年の12月は葉が7枚ほどだったのが、ほとんど失くなり芯の部分に小さく葉が出ている程度。
他の6株は、冬の寒さに堪えられなかったのか(真冬はマイナス20度)溶けて茶色になっていました。
 
氷河期を乗り越え生き残った人類を思い出しました😆
 
 
やはり、キャベツの(苗のまま)越冬は厳しいのだなと思いながら、残った2株はそのまま放置し、様子を見ることに。
 
(春先の写真を撮っていなかった為、画像はネットからお借りしました)
 
 
そして今日、畑へ行ってみると、なんと!
 
残った2株のキャベツのうち、1株が結球しており
 
 
それよりも驚いたのは
 
青虫が1匹も付いていない
 
葉の裏側も念入りに確認しました。
 
キレイで立派な葉です
 
付いているのはカタツムリだけ
(カタツムリは私的には害虫ではない)
 
 
 
穴はあいているが、青虫ではなく他の虫がかじったと思われる程度の穴。
 
もちろん、農薬も自然農薬も科学肥料も、全くなにもせず、完全に放置したキャベツです。
上にも何も被せずです。
 
 
これって…………
 
最強なキャベツじゃないの
 
と、私、興奮が収まりません。
 
と、もうひとつのキャベツを思いだし覗くと………
 
 
 
小さくて結球もしていません。
 
中を覗くと、蜘蛛が大切そうにタマゴをお守りしていました。
 
 
3ミリ程度の青虫も何匹か付いていて、葉の穴も多い。
 
もう1度、最初の結球キャベツを観察しても、やはり、青虫は付いていない…………
 
 
 
す、すごい🙀
 
 
以前、自然農法の本で読んだ事があります。
たしか、福岡さんのコチラ↓

 

 

 

記憶が確かではないのですが

 

本当に強い野菜には、害虫は付かない、と。

 

 

 

私達人間も、体内に溜まった添加物や科学的なモノが蓄積された結果、免疫力が落ちてカラダが酸性化し、ウイルスや病原菌に入り込まれてしまう。

 

私、お医者さんではありませんが

自然を観察すると、そんな風にも考えてしまうのです。

 

 

寒い冬を越したキャベツは、害虫も付かない最強なキャベツとなりました。

 

まさかの冬を越してくれるとは思いもよらず、花が咲いて種を採ろうかななんて放置したキャベツが害虫も寄せ付けず、結球までこぎつけた。

 

思わぬところで、植物の強さを見せてもらい感動に浸った瞬間でした。

 

このキャベツ、1株に3玉ほどついており

 

 

今後どうなるのか引き続き放置で観察です。

 

 

 

野菜作りでの楽しさって、コレなのですよ~😆

 

一般的なことや、結果がわかっていることよりも、どうなるのかわからないことをやってみる。

やってみると意外な事がわかったりするのです。

 

そして、それは自分の中の真実になる。

 

種は、我々人間には同じように見えても、中に入っている情報で同じものはひとつもないのだ、とも思いました。

 

人間もそうですねニコニコ

 

 

今日は、自分の記録として投稿しました。

 

農業はこれだからやめられないのです。

学ぶ、知る、喜びを与えてくださる自然。

食べることよりも楽しみを与えてくださいました。

 

今日も地球に感謝です。

 

ありがとうございましたおねがい