近所に住む78才のTさん、家はそこそこ大きく、ご主人の介護をし見送った後、一人暮らしで10年。
 
 
彼女が自宅庭でお野菜を作っていた時に、畑談話で盛り上がり、仲良くなりましたニコニコ
 
三年前、冬の雪掻きも体力の限界と、旭川市に住む娘さんの家に引っ越す事になりました。
 
娘さんには、「荷物は最小限にして」と言われたらしく、ほぼ全てのモノを処分しなくてはならない。
 
大きな家にお邪魔すると
 
有田焼のツボや食器
高価な額縁
昔の切手や硬貨
高価な電化製品など
 
特につぼや花瓶は趣味だったらしく、木箱も綺麗に保存していました。
 
 
(画像はネットからお借りしました)
 
こんなのが10個以上ありました。
 
Tさん「欲しいのがあったらあげるよ」と言いましたが、ごめんなさい全く興味がないのでお断りしました。
 
Tさん、「ディスカウントショップの人が見にくるから、立ち会ってほしい」との事でお邪魔しました。
 
自宅にある家具や、飾り物は、素人目でみても高級感溢れるモノばかり。
古い掛け軸などもたくさん出してきました。
 
きっと、○十万の値はつくのだろう、そう思っていましたが、計算が終わり告げられた金額はなんと、約3000円でした。
 
Tさんとワタシ、唖然(;゚Д゚)
 
鑑定の詳細は
 
家具は引き取れない
食器は需要がないから無料なら引き取る
花瓶も壺もあまり売れない
 
などでした。(田舎ですからね)
 
あの時のTさんの落胆した後ろ姿、今でも思い出します。
 
 
 
 
 
新築の家を建てるのが夢で、30年ローンを組み、必死に働き返済したと思ったら、子供達は全員都会で所帯を持ち、3人いても誰も戻って来ず、自分は高齢者施設に入り、家はそのまま。
 
そんな家が、たくさんあります。
家は壊すにも高額な料金がかかりますし、そのままだと税金かかります。
 
お墓も、子供達は全員都会に住み、先祖代々のお墓は放置。
 
そのような話、たくさん聞きます。
 
Tさんの現実を見て、学びました。
 
「欲しくて買ったモノも、最後はゴミになる」
 
 
もともと、貧乏生活のおかげで節約するようにはなりましたが、その現実を目の当たりにしたのでした。
 
そして、自分に何かあったトキ、我が家の片付けや掃除をするのは、自分の子供なのでは🤔
 
自分にとって価値があったとしても、子供にとって価値があるとは限りません。
押し入れを覗き、学生時代のアルバムや写真、いつか使おうと思っていた数々のモノを、処分しました。
 
もう、無駄にモノをため込むのをやめよう、と思い、少しずつ片付けています。
 
そして、何かが必要な場合は、親や知り合いに声を掛けています。
「使ってない○○があったら教えて😊」
 
すると、意外に使わずしまっているものがあるのですね爆笑
で、遠慮なくいただき、お返しをする。
 
あとは、作れるモノは作る☝️
代用品になるモノを考える☝️
買わずに諦める☝️😂
 
とにかく、そのモノが本当に自分にとって必要なモノなのかを考えるようになりました。
 
 
ため込むべきは、モノより知恵と知識☝️
 
お金もモノも、あの世には持っていけません。
 
 
生きている間に、どういう生き方をしたか。
いつか、ではなく、今、どう生きているか。
自分はどれだけの人々を笑顔にしてあげれているか。
 
困っている人を導く為の知恵と知識は、決して無駄にはならない。
 
モノを得るよりも、自分にとって価値のある事はたくさんあります😊
 
 
どうせため込むならば、目には見えないモノをためこもうと思う、テン🌱さんなのでした。
 
 
最後までお読みくださり、ありがとうございましたニコニコ