先日ドコモの「ahamo」の値下げが発表されました。
 昨年末ドコモより新料金プラン「ahamo」が発表され、業界は騒然となりました。その後、楽天を含む他の3キャリアや2サブブランドの新料金が発表され、魅力を失いつつあった巨人ドコモはついに「ahamo」をサービスはそのままで、280円値下げの税別2700円という驚異的な料金を発表しました。狙いは明らかにNTT系列による通信事業の独占です。光ファイバーはNTTが7割を握り、携帯と同時利用で割引戦略により更なるシェアを獲得し、モバイルはドコモと格安SIMのOCNでNTT系列による制覇は目前です。独占してから値上げするのが営利企業のやり口が常道で、代表的な例がMSのWindows関連商品です。

 元は国民の税金で作った電電公社をNTTが格安で手に入れた癖に、また更に国民から搾取しようとしてます。皆さん今コスパがいいからと言ってNTTグループのサービスを選択すると、将来とんでもない事になりますよ。私は2004年から電力系光ファイバーと光電話を使い固定電話の解約を行い、格安SIMは非NTT系列を使ってます。中曾根元総理による電電公社の民営化は成功と報じられてますが、今回のNTTによるドコモ子会社化で日本の通信業界を独占して巨大な利益を得ようとする野望が見えてきました。

 NTTは2002年にADSLのYAHOOBBを孫正義さんが立ち上げたときに、遅くて評判の悪いNTTのISDNを普及させるために様々な妨害工作を行ってます。私はこの被害者の一人で反NTT主義者です。NTTの妨害により日本のブロードバンドが5年遅れたと言われるほど悪辣な行為を過去に行ってるんです。「NTT系列不買運動」を行いませんか?