ブログ更新はかなり久しぶりです。
最近は気軽に自分の気持ちを呟けるということでTwitterに浮気をしていましたが、昨日の演奏を聴いてあまりにも考えることがありすぎてtweetしていてはキリがないのでブログを更新してみることにしました。
今回の定期演奏会は常任指揮者であり、私の恩師でもある佐々木正利先生が今年度を持って岩手大学を退官されるということで、合唱団のOBであり後輩の久光君がせっかくですからOBOGステージを設けませんかとの声掛けで他のOBOGも賛同し現役団員と共に第4部にそのステージが実現したのです。
合唱団にとっても、佐々木先生にとっても、一つの大きな節目に当たる今回のコンサート。
是非ステージに乗りたい!と思ったのですが盛岡での練習には仕事で参加できず、たまたま本番の日は空いていたので、これは聴きに行くしかないと思い、これだけのために帰省してしまいました。
本番当日はリハーサルから聴かせていただきました。
身内だから何だか言い辛いですが、合唱団から発せられる声とその歌う姿に心を打たれてしまい、一音一音、一言一言に魂が籠もった音楽にグイグイと引き込まれました。
それを引き出しているのはやはり佐々木先生、曲の持っているメッセージをこれでもかというくらい引き出す表現力、また団員一人一人の能力も100%以上引き出すかのような導きは、他の誰にも真似できないと思いました。
正直な話、自分が在籍していた頃は団員の人数に恵まれず、団を存続させるのに精一杯で、先生から発せられる音楽に応え切れていなかったなあと今振り返ると思います。
男声なんかパートが多い曲になるとほとんどソロみたいな感じになってしまい、声楽的にもかなり無理な歌い方をしていたような気がします。
でもこんなにすごい演奏ができる合唱団に成長して、次の世代に繋げられることができてあの時苦労して本当に良かったなあと。
またソリストの後輩達やソロを受け持った現役団員の数名の歌も、一人一人本当に素晴らしかったです!
ものすごい才能を秘めた後輩達はその後芸大に進学して、歌手として大活躍している人もいますが、何と今年も芸大の声楽科を受ける子が4人もいるんだとか!
後輩達の将来が楽しみすぎて妄想が止まりませんでした(笑)
そして自分も先生の教えを受けているはずなので、もっと自分の歌からエネルギーを発せられるようになりたいと思いました!
来年も聴きに行きたいし、再来年は65回の記念定期なのでOBOGのステージに絶対乗ろう!と決意したのでした。