厳しい状況が続く、このご時世で大きなダメージを受けた留学業界の手助けとなるよう、現状の分析、解決策を考えてみました。
私も、留学エージェントを運営しているので、その気持ちはとてもわかります。
一緒にこの苦境を乗り越えていきましょう!
フィリピン留学エージェントの現状況
国の政策により、フィリピンに行くことが難しい中、留学することはほぼ不可能です。
留学を希望する人と、語学学校を繋げることで利益を上げていた代理店(エージェント)は、売り上げ99%減という悲惨な結果に。
大きく分けて、留学エージェントの状況を整理すると以下3つに分かれます。
①固定費を少なくし、時が来るまで待つ
②売るサービスを大きく変える
③独自の自社サービスを作る
①固定費を少なくし、時が来るまで待つ
・留学エージェント一本でやってた会社
・留学エージェント兼、語学学校を運営していた会社
は軒並み、バタバタと倒れていきました。
雇用調整助成金で、社員さんをカバーしている会社も多いですが、社員をリストラせざるを得ない状況です。
特に、高給取りのマネージャー、社長の右手ポジションの重鎮が辞めさせられています。
固定費(人件費、家賃)を最小限にし、冬眠体勢に入っています。
②売るサービスを大きく変える
留学エージェントは、広告代理店業です。
学校の代わりにお客さんを探し出し、商材を紹介し、マージンをもらう。
いわゆる、広告、集客のプロなんですよね。
適応能力が高い会社の中には、マスクを売ったり、人材業に移行したり、Webマーケティング業に変更したりとあらゆる手段を使い生存戦略を練っています。
③独自の自社サービスを作る
留学の需要と共有のバランスが大きく崩れ、留学生の行き場がなくなり、大きく市場が変化しました。
留学エージェントとしての知見を生かし、新たな需要を作り出す会社もあります。
私が、2020年11月にスタートした「国内留学サービス」もそのうちの一つです。
ec-v.com
日本では実現が難しい国際交流を主軸とした、他国籍の生徒と繋がることができる、「オンライン擬似留学サービス」なんかもあります。
https://class-live.com/
0から1を作り出す作業で、大きなリスクを取る必要がありますが、留学を失った人たちの需要をうまくカバーすることができれば、生き残りが約束されます。
「留学が再開した際にそのサービス需要は継続されるのか?」という点も考慮する必要がありますね。
フィリピン語学学校の現状
フィリピンにある語学学校の施策として、大きく3つのタイプがあります。
①閉校する
②冬眠状態に入る
③オンラインにシフトする
①閉校
資金繰りが厳しくなり、閉校する学校がポツポツ出てきています。
私が知る限り、7校の学校が閉校となりました。
学校側から連絡がきておらず把握できていない物もありますが、最低でも7校潰れています。
また、新たな資本、投資家と提携し、延命措置をとる学校もあります。
②冬眠状態に入る
キャンパスは残したまま講師をリストラし、開国に向けて冬眠状態に入っている学校は、体感として7割くらいかなと。
とはいえ、家賃はかかり続けるので、2021年秋の開国が難しいようであれば、閉校する学校はさらに増えると予想されます。
③オンライン留学にシフトする
比較的、資金の余裕がある学校は、オンライン留学サービスの提供をスタートしています。
特に、日本資本校よりも韓国資本校の方が、積極的に仕掛けていますね。
講師の確保ができ、留学再開直後でも質の高いレッスンができるのも大きなメリットですね。
既存の大手オンライン英会話界隈に主戦場を移す必要があるので、簡単な道ではないですが、独自性、団体提携、法人提携ができればまだ道は残されているのではないでしょうか?
いずれにしても、リスクを伴う施策となるので、ためらう経営者も多くいます。
フィリピン留学はいつ再開される?
圧倒的に1番多くいただく質問です。
結論として、わからない。です。
希望では、2021年の10月あたりには再開して欲しいなと思っています。
10月の再開が難しいとなると、フィリピンの治安面、インフラ面、医療面に大きな不安が出てきます。また、資金繰りが難しくなり閉校となる学校もたくさん出てくるでしょう。
会社を存続させる為にも、最悪の事態を予想し、あと2年は留学が再開できない可能性と考察し準備した方が良いですね。
また、再開した時の懸念点として、「誰がファーストペンギンとなるか?」です。
「まだ留学は早いだろ!」「コロナにかかったらどうするんだ!」
手配した留学エージェント会社、語学学校は、間違いなく批判の的になるでしょう。
批判を承知した上で、一足前に行動しないといけないのは、我々留学エージェントなのかもしれませんね。
今後のフィリピン留学業界のために、嫌われる覚悟はできています。
今後予想される展開
現状、フィリピンにある多くの学校は、韓国資本校と日本資本校です。
しかし、資本が尽きて学校運営が難しくなると、当然学校は売りに出されます。
すでに、いくつかの語学学校が売りに出されてはいますが、さらにその動きは加速するでしょう。
事実、「フィリピンの学校を買いたい」と希望する日本の会社もあるんですよね。
運営元が変わると、学校名、特徴、運営方針がガラッと変更される可能性もあります。
「今まで知っていた学校とは全然違う。」状況が出てきます。
となると、また1から学校視察や、スタッフとの関係作りが必要ですね。
もう一つ予想されるのが、中国系資本の参入です。
外交問題などハードルはありますが、今回のコロナによって大幅に変更する可能性もあります。
コロナ前も少しづつ中国資本が入ってきているという噂はあったので、この流れが本格化するかもしれません。
まさに、資本主義社会ですね。
留学エージェントと、国内留学・英語合宿施設を経営している私にとっては、1日も早く留学が再開されることを祈ります。
素晴らしいフィリピン留学の業界を無くさない為に、協力しつつ、新しい解決策を考えていきましょう!
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