子宮外妊娠後も、幾度も顕微授精を繰り返したが
実ることはなかった。


接客業だった私は、事務に移りたいと志願したが
事務職に空きがなく、時短や早番など考慮してくれたもののその気遣いがやりずらくなり退職した。

その後すぐに、事務として働いたが
幾度も繰り返す顕微授精にお金もなくなり、
再び接客業に戻った。

こんな私をまた会社は受け入れてくれた。

お金がたまっては、治療に使いなくなっら治療休んでを繰り返した。

どんどん、精神的に追い込まれていった。

残っていた卵管も癒着がひどく着床に影響を与えてしまうとのことで、取った。

手術を4回したので、お腹の傷も目立つ。

それでも私の治療は実を結ぶことはなかった。

どうして?なぜ?と自分を攻め続けた。

子宮内膜症
子宮筋腫
卵巣嚢腫
子宮外妊娠
子宮頸部軽度異形成

手術や、薬で乗り越えてきたけど残ったのは傷だけ。

「努力すれば願いは叶う」は私の中から消えた言葉。

そして、極めつけに薬漬けになって女性ホルモンバランスを崩し「乳腺炎」になった。
これで、治療を辞めることにした。

本当に辞めていいのかすごくすごく悩んだ。

私の詳しいことをしらない人は
「治療辞めたら不意にできるってゆうし、辞めてゆっくりしたらー?」とよく言われた。

うちは、治療しなきゃ子供はできへんねん!
顕微授精でしか、子供はできへんねん!

励ましの言葉は、時には残酷な言葉になる。

子供を見ることも触れることも笑いかけることもできなくなった。
たとえ、めいっこでも。。。


過呼吸にもなった。
生きてる意味ってなにやろ?とまで考えてた。