超成績不振、発達障害、場面緘黙症の息子の高校受験~高校生活 -2ページ目

超成績不振、発達障害、場面緘黙症の息子の高校受験~高校生活

成績も振るわない、しゃべれない、愛想もない、
コミュニケーション能力もない、夢も希望もない、
ないないづくしの息子の高校受験~高校の話です。暴言、パワハラ、モラハラ、ネガティブワード炸裂です。

長男の不採用を聞いて、「もう終わりだ…一生就職できない…」くらいに沈んでいました。

スゴい絶望感でした。


このまま高校を卒業して、ニートになって、世間を恨んで、犯罪を起こすかもしれない等の最悪のシナリオばかり頭に浮かびました。


趣味の写真撮影も全くする気にならず、寝てばかりしていました。寝ている間は考えなくてすみますから…


長男は場面緘黙なので、外での表情は能面です。

高校生の就職には、若さ、元気、はつらつさ、やる気などが求められます。

それらを全て持たない長男につい言ってしまいました。

「愛想笑いくらいできるでしょ!」

「笑うだけじゃん!」

その時は、とにかく印象をよくしないとと思っていました。


そんなどん底の中、Twitterのフォロイーさんからあるライダーの方のツイートがリツイートされました。


日本一周を終えたとの写真付きのツイートに続き、よくわからない風景と診断書の写真とともに

「さよなら。」と…


はじめは意味がわからずにリプ欄を見ると、必死に彼を止めようとする人たちが…

発達障害である診断を受けて(だと思います)、彼は自殺をしてしまいました。


その時、はっと長男に言った言葉が頭をよぎりました。

私には簡単な愛想笑いも彼にとっては相当ハードルの高いものなのかもしれない。

自分の当たり前を押し付けてしまった。

こう言うことが重なって辛くなるのかもしれないと。


笑って生きているだけで幸せじゃないか。

一社不採用になったくらいで、長男を勝手にニートにして犯罪者予備軍にして、なんてバカなんだと反省しました。


同級生より、一歩も二歩も後ろを歩いている長男。少し遅れて社会人デビューしたっていい。

人生長いのだから。