3月20日は、何ヶ月ぶりとなるだろうか、伊丹空港に行って見た。
鉄系のイベントが無くなったからという訳ではないが、久しぶりに空港の開放感を味わってみたくなった。
この場合は、私個人的にはターミナルビルからではだめで、後述する滑走路側の公園へ行く。
ここならば、ただ前の前に広がる空港敷地を開放感たっぷりに浸ることができ、航空機の離着陸も大迫力で堪能できる。
晴れているときは、岡町からレンタサイクルで乗り込む。
1日300円で機動性も高いが、寒い時や雨が降りそうな時、夏のゲリラ豪雨の可能性がある時には当たり前だがお勧めできない。
20日は晴れているので、問題なくスカイパーク伊丹スカパーへ到着。
と、目の前で今話題の最新鋭機B787のランディングを見た。
新しい物好きでない私にはどうでも良い筈なのに、もう20分家を早く出てくるべきであったと思う。
これはまたリベンジ。
B747ジャンボ機の伊丹撤退以降、また国内航空需要が縮小傾向となって以降、伊丹空港に来る飛行機と言うものは一気に小型化が進み、全く面白みに欠ける。
その中で、新鋭のB787を図らずも見た形となったわけだが、遠くスポットに駐機している姿ですら、もう際立っている。
環境配慮型低騒音型エンジンを引っ下げているとは聞くが、はてさて、その実力とはいかに。
とくと見せてもらおうじゃないのと、スポットアウトしてきたB787を見てまずは仰天。
静か過ぎるかつて、トヨタのプリウスが、電動モードで走っていると静か過ぎて歩行者に接近が分からず、エンジン擬似音鳴動機能を付加すると言う話があったが、正にそれを思い起こさせる静かさ。
タキシー中のエンジン音は距離がある状態ではほぼ無音に近く、要はアイドル状態だと、そこそこ距離がある状態ではエンジン真正面でもほとんど聞こえないくらい。
では離陸はと言うと、さすがにアイドルからマックスパワーに持っていく時だけは掃除機の親分のような音はするが、静かだと言われたB777でさえ、横を通り過ぎる時にがなり立てる、耳をつんざくエアブラスト音すら全くなく、去った後のドワーという腹に響き渡る音も全くなく。
私はただ、呆然と彼が上昇していく姿を見送った。
なんて気持ち悪い飛行機なんだこれはもちろん、褒め言葉を超越した、もはや絶賛の言葉である。
今までの常識を覆すほど、驚き呆れるほど静かだということだ。
静粛性に極めて優れているとは聞いていたが、よもやこれまでとは。
心底、これが21世紀の飛行機なんだと思わずにはいられない、技術の進歩を思い知らされることになった。
鉄道も新幹線の世代交代で、その技術が後進に引き継がれ、より洗練されたものに進化するように、航空機の分野もまた同様である。
あの機内で木下 亮太は、今日もまた、それに驚き呆れる人が増えていることだろう。
