ymdnesia50のブログ

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スポーツ、仕事で感じた事をスポーツメンタルトレーナーの視点で書いてみてます

こんにちはサッカー

朝晩冷え込むようになってきましたね雪の結晶

 

昨日サッカー天皇杯の決勝、神戸vs町田戦を観に行ってきましたチョキ

町田ゼルビア初優勝、おめでとうございます🏅

町田のキャプテン昌子選手の声を震わせたインタビューには感動しちゃいました。

 

試合前、試合後の監督、選手のコメントからメンタルトレーニングの重要性について再確認することができましたので、その点について書いてみようと思います。

 

試合前日の両監督のコメント(報道記事の抜粋)

神戸吉田監督:「王者」「連覇」の意識もない。それはアドバンテージにはならない。

逆に気を引き締めてチャレンジャーの気持ちでやらないといけない。目の前の試合に勝ちたい思いだけで臨む。

町田黒田監督:よく国立には魔物が住んでいると言われるように、あっけないゴールで終了したり、1―0で終わるとか、何げない1つがPKになる。特別なことが起こりやすいのがこのステージ。

相手をリスペクトしつつ、胸を借りるつもりでチャレンジャー精神で当たっていきたい

 

試合後の両監督のコメント(報道記事の抜粋)

神戸吉田監督:セットプレーやゴールキック、あるいはスローイン、とにかく深い位置を取って押し込んでくるのは想定内でした。普段では起きないような失点が起こった。

延長戦まで見据えたうえで、少しジョーカーの役割というか、流れを変える選手を置いておきたかった。

本当にタイトルを目標にチームみんなでやっていたんですけど、自分の力不足だと思います。

町田黒田監督:この国立、そしてファイナルというステージは、“立ち上がり15分”で決まると選手たちに言ってきた。

まさに早い得点からの追加点ということで、選手たちが我々の言ってきたことを誠実に聞き、見事に実践してくれた。

 

試合後の選手のコメント(報道記事の抜粋)

町田昌子選手:高校サッカーとプロという区切りをしちゃえば『何言ってるんだ』と思うかもしれないけど、一発勝負で無類の強さを発揮している以上、疑うことはない。勝負事の世界でこれだけ決勝戦を戦っている人はなかなかいないし、本当に凄い。(黒田監督の立ち上がり15分”で決まるのコメントについてだと思います。)

僕個人の意見にはなるんですが、Jリーグで川崎(F)戦の後の皆さんの姿勢を見て、凄く心を打たれる部分がありました。あの時に見せていただいた皆さん(サポーター)の姿を見て、本当に心を打たれました。“あなたたちのために、やらなければいけないんだ”って強く思いました。

神戸酒井選手:硬さとかではなかったですけど、ふわっと入った感じは否めなかった。

1点目を取られた後とか、2点目を取られた後とかに落ち着いてできれば良かったんですけど、いいところまで運んだ後に慌てるそぶりが出てしまって、らしくないミスが全体的に多かった

このタイトルを取れなかった一つの要因として、自分にベクトルを向けると、チームにとって自分の必要な力を出しきれていなかった。

 

双方ともに、チャレンジャー精神のメンタルを重視して挑んだ試合炎

勝ったのは町田でしたまじかるクラウン

色々な報道記事を集めてみて、過去の失敗から学びを得て決勝の舞台での立ち上がりの重要性をチーム全体で共有し、それを信じ、メンタルで上回り、自分達を出し切れたか?それが勝敗を決したと思います。

もう一つは、これも過去の失敗から、自分達のためだけではなく、支援してくれる誰かのために努力しようという気持ちの強さが結果に結びついたと思います。

この二つの点はスポーツメンタルトレーニングでも非常に重要なポイントになるところですびっくりマーク

頭や口ではわかっていても、過去の失敗を生かし、きちんと実行に移せたものにはご褒美が来るということだと思います。

 

今回はとてもよい学びのあった試合観戦でした。

スポーツって人生を豊かにしてくれますねグッド!

観戦し、感動し、人生の学びを得ることができることに感謝クラッカー

 

では、また。