いつも 食事の時間は、早く行って 時間を待つ。
待つ時間が嫌だからと、ギリギリに食堂に来られる方もいる。
いつもどうり 食事の配膳車が来る。
誰から配るかは、職員の気持ち次第。
決まりは無い。
食事の進みが遅い人を先に配膳して、長く待っている方の配膳をした。
当然、早く配膳すれば早く食べ終わる。
食べ終わった頃を見計らって、お薬。
「あら…」
「そんなにね 急がなくても良いのよ。私はねここに入った時点で天国に来たと思っているの。ありがたく食事を戴けて、お世話をしてもらって…だから私のために急がなくても良いのよ。」
私は、ニッコリ微笑む事しか出来なかった。
この方は、何を思っているのだろう。
職員に気を使ってるの?
ここに来たら、俗世ではないと思っているの?
単に、ここの生活に満足してるの?
私には、この世を捨てる思いで 施設に来たとのではないか? としか とれなかった。
とても 切なかった。
