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介護にアロマとセラピーと…

介護職を気が付けば20年もやっていました。汗!! 過酷な労働で心身共に崩れ、薬に頼らない回復方法を探してアロマにたどり着きました。 また、仕事上沢山の人生の最後に立ち会ってきました。
介護職の行く末ってなんだろう…



ある日のお風呂介助

節子さんは、がんを患っており
パッチを貼って痛みのコントロールをしている 。

こんなに痩せちゃって…こんなの貼って…
それでも生きなきゃなんないのね…

服を、ひとつひとつ脱ぎながら言葉がこぼれる。


パッチには湯があたらないよう 気をつけて洗身
浴槽も腹までの湯


だんだんね、足も上がらなくなって
世話をかけて生きなきゃなんないのね…ゴメンね…

お風呂介助のほんの数十分で
「生きなきゃなんないのね」という言葉を数回聞き
この方は、生と死に向き合っておられるんだなと強く感じました。


世話をかけて悪いなぁと思っているんですね。
節子さんも昔 誰かのお世話をしてきたんじゃないですか?
と言葉をかけると

はっと、顔が明るくなり
そうね…昔ね…       そうよね……順番よね…お世話になるのは…



節子さんは、昔  ナースだったんです。
いわば お世話のプロ
きっと、お世話される事を申し訳ないと思いつつも、お世話する喜びも知っているはず。


日々 痛みの表情ばかりの彼女に   ぽっと花が咲いたような表情
とても嬉しい 入浴介助だった。


その日の夕方
認知症で不穏のお婆ちゃんに
「大丈夫よ お世話になるのは順番だから気にしないで」と声をかけていた。


ほんの小さな言葉に 大きな力を感じました。