BOA SORTE!!
- コーポレートは広報、販促はマーケティングとなりがちの日本企業だが、コーポレートコミュニケーションとマーケティングコミュニケーションは消費者に商品を最終的に届けるという意味でも連動すべきだと思う。
PRでは広告では表現しきれないより詳細な情報を伝える役割を、第3者の客観的な視点で行うことができる。だからこそ、生活にとけ込むことができる。
何が課題で、解決する戦略は何か?その具体策はということを常にシンプルに考えることが大切。リーチが目的なら広告換算値でよいが、もっと具体的な成果指標が求められる。
戦略PRという空気作りが流行り始めているが、いかに情報に対する生活者の需要を高める事が出来るかが大切。それは、共感の入り口を探す作業で、「あ~そんなことあるある」という感覚・・・その共感を探す事。多くの人が関心を持っていて、わかりやすいものがネタとなってくる。
関心・共感の次には、語ってもらうきっかけがいる。誰かに話したい状況を設計するため、情報にどのように触れさせるか、コミュニケーションの内容を組み立てる。その話題の背景にどういう情報があり、どういう理由で発生し、その結果になるのかというストーリーが必須です。
興味を持たせるネタづくりとしては
1、逆説・対立構造
「え?」と思わせる意外性を意外なものと組み合わせることで、面白い・人に教えたくなる情報にする。Ex)大人の炭酸、スポーツ羊羹
2、最上級
1番を見つけること。狭い範囲でも良い。初めての都下独自のとかもオッケー。
3、社会性・地域性
みんなが知っているべきものとして、社会的視点をいれて訴求する
4、人に注目・枠に注目
5、キーワード・数字
ヤフトピは3500本のうち2%くらいしか載らない/1日
ヤフーニュースには80本くらい。見出しは13文字で統一されているのでタイトル設計はそこを狙ってしているメディアは多い。
○○系・○○族・派などの呼称や○割、半数など数字などを入れたのも取り上げられやすい。
6、トレンド(時流・世相・季節)
これらのポイントを押さえて、情報を設計して行くことが大切。
戦略PRの本質―実践のための5つの視点/朝日新聞出版

- ¥1,296
- Amazon.co.jp

