ベットの上ではミニョンが、寝ながら大きな咳をしていた。
「コン、コン、コン。」
熱はそんなに高くはないが、鼻水、鼻づまりを起こしていた。
「辛いよね、大丈夫ミニョン?」
ウンスはベットに腰掛けながら娘の頭を優しく撫でていた。
「ママァ、いつまでベットの中にいないとダメ?」
「うーん、熱もあるから。
インフルエンザの検査をして、検査結果によっては熱が下がってから三日。
その間はベットやお部屋の中だわね。」
「そんなに~⁉
やだぁ、お外いくぅ~。」
「病院へ行ってからねぇ。」
ウンスとミニョンは病院へと急いでいた。
案の定インフルエンザBを発症。
暫くの間、ミニョンはトイレとお風呂以外は部屋の中で過ごすことになった。





数日後、ミニョンは快熱もして三日がたった。
「ママァ、もうお外に出てもいいよね?」
「良いわよ、公園で沢山遊んでらっしゃい。」
「うん!パパ、お大事にねぇ。」
ミニョンは父親に手を降ると、コートを手に外へと飛び出していた。
「ゴホンッゴホンッ!
行っておいで。」
「ヨン、大丈夫?」
「ああ。」
「熱は、あまり高くないけど。
病院からインフルの検査キットもらってきてるから、やりましょう。
ちょうど12時間たったし。」
ヨンはベットに寄りかかりながら、側に立つウンスの顔を不安げに見上げた。
「・・・ウンスがやるのか?」
「?そうよ。」
「自分で、」
「駄目よ‼
やらないでしようとしてるでしょ⁉」
「イレンザ飲めばすぐ良くなるよ。」
「検査もしないで?」
「ミニョンのインフルが移ったことは確かだろ。」
「ヨン、覚悟しなさいよ。」

ウンスが検査キットをもって、ヨンのそばに立っていた。
その横でヨンは、ため息を1つ付きながら大人しく上を向いていた。




「インフルエンザB。」
「はぁ、暫く休みだな。」
「フッフッフ。
大人しく寝ていてね。一生懸命看病してあげるから。」
ウンスはマスクをしながら、ウインクをしていた。
「よろしく頼むよ、奥さん。」
ヨンは大人しくウンスの言うことを聞く事にして、仕事を諦めたのであった。






今流行りのインフルエンザ。
娘がB型。完治済み。
主人。検査が出来ず発熱から12時間立つのを待っている最中。
私。先程から妙に寒気が。(((^_^;)
明日は朝から着物を着て、出掛けなくてはいけないのに!
旦那の病院は、自力で行ってもらいますヘ(≧▽≦ヘ)♪