テマンはヨンに伝言を伝えるために、兵舎に戻っていた。

「トクマン、テホグンは?」

広間で夕食をとっていたトクマンに話しかけるが、皆訓練でぐったりとしていて、箸が全く動いていない。

「ああ、テマンか。
お前、訓練もうけずにどこにいたんだよ。」

「い、医仙とテサン殿所だ。テホグンは?」

「ああ、テホグンならまだ訓練場だ。
明日からの訓練内容をチュンソクテジャンと調整があるらしい。」

「わかった。」

テマンは訓練場へと足を向けた。
後ろからトクマンの疲れきった声に耳も貸さずに急いでいった。

「おい。夕飯は食べたのか?食べないのか?」