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外食・中食・内食情報発進!

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 南西ドイツのバーデン・ヴュルテンベルク州にあるシュヴェッツィンゲンは、普段は静かなところだが、毎年5月の第1土曜日には、群衆や楽団、アスパラガスの屋台で大にぎわいとなる。アスパラガス祭りは、音楽と踊りとパレードで「王様の野菜」を称えるイベントだ。

 祭りの主役は、茎が石膏のように白いホワイトアスパラである。かつては王侯貴族だけが味わえる貴重な野菜だった。

 アスパラガス祭りは4月から6月の旬の時期に開かれる。この間に7万トンものアスパラガスが消費され、レストランはアスパラガスの特別料理を出す。2大生産地、バーデン・ヴュルテンベルク州とニーダーザクセン州のいたるところで祭りが開かれ、アスパラガスに目がない食いしん坊は主にこの2つの地域に集まる。

 最も大規模なのはブルッフザール(バーデン・ヴュルテンベルク州)だが、一番有名なのはシュヴェッツィンゲンの祭りだ。この町は“世界のアスパラガスの都”を自負している。ホワイトアスパラ熱が始まったのもこの町だ。17世紀、カール・テオドル選帝公が宮廷の庭園の砂地で栽培したのが最初だといわれている。

今日、ホワイトアスパラは誰でも食べられるようになったが、アスパラガス祭りほど、これを味わうのにふさわしい機会はない。露店の屋台をひやかし、アスパラガスの皮むき競争に参加し、祭りの王と女王に選ばれた男女がアスパラの芽の王冠を戴くところを見よう。

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■ベストシーズン  シュヴェッツィンゲンの祭りは6月の第1土曜日。ブルッフザールは6月の第3土曜日。そのほかの町の祭りは日程を確認していこう。

■旅のヒント  シュヴェッツィンゲンはハイデルベルクとマンハイムの間のアスパラガス三角地帯にある。この地域には多くの「アスパラガス街道」がある。祭りを見るには丸1日は必要。特にシュヴェッツィンゲンの場合、会場は郊外のバロック宮殿で行われるからだ。宮殿だけでも一見の価値はある。

【見どころと楽しみ】
ホワイトアスパラ
■ホワイトアスパラはグリーンアスパラよりも柔らかくて甘みがある。砂地で栽培し、(グリーンアスパラと違い)日光にさらさないようにして育てるため独特の乳白色になる。
■ホワイトアスパラを買うときは、なるべく茎が太いものを選ぼう。その方が甘くて柔らかい。理想をいえば、茎は先から根本まで真っ白のものがいい。先端が紫がかっているのは日光にさらされたしるし。これはやや味が落ちる。
■調理は皮をむいたものを束ね、深鍋で立てて塩ゆでする。このとき茎の4分の3くらいまで湯につかるくらいがよい。ゆで時間は中火で10分から20分。アスパラガスのクリームスープにしてもいいし、オランデーズソースをかけて食べてもいいが、溶かしバターか、オイルとヴィネガーのドレッシングで食べるのが一番のおすすめ。


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