外食・中食・内食情報発進! -37ページ目

外食・中食・内食情報発進!

仕事と趣味が一緒になっちゃいました!

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 世界で最も有名な料理学校で学ぶのは、未来の料理長だけではない。一般の人でも参加できる短期コースが用意されている。

 パリ左岸の閑静な通りにある料理学校、「ル・コルドン・ブルー・アカデミー・ダール・キュリネール」。この伝統あるフランス料理の殿堂では、肉や魚の調理法からペストリーの作り方まで、幅広い分野で腕を磨きたいと願う料理愛好家たちのために、1~4日のコースを開いている。授業はすべてフランス語で行われ、英語の通訳がつく。

 教室は、専門の設備を備えた厨房だ。まずシェフによる実演が行われる。天井には鏡が設置してあり、シェフの手元もつぶさに観察できる。続いて、最高級の食材を使って実習が始まる。

 コルドン・ブルーは、熟練の技と専門技術を広く世に伝えることを使命としてきた。設立は1895年。校名は、豪華な晩餐で知られる聖霊騎士団の騎士が肩からかけていた青い飾りひも(コルドン)に由来する。

 世界でも早くからシェフの実演を公開してきた同校の伝統は、短期コースの授業にも受け継がれている。前菜、テリーヌ、クレープを作る教室のほかに、ソース、パン、チョコレートの調理法をマスターする教室もある。

 プロのシェフには名誉あるグラン・ディプロームを、アマチュアには、料理界の最高峰でソテーのコツや完璧なスフレの作り方を学ぶ機会を与えてくれる。それがここ、コルドン・ブルーだ。

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■ベストシーズン  年間を通して開催。授業と実演は平日に行われることが多い。

■旅のヒント  短期コースの定員は10~15名なので、遅くとも1カ月前には予約が必要。特定の前菜かメインコースと、デザートの作り方を学ぶ2~3時間のグルメワークショップもある。コルドン・ブルー・インターナショナルは、世界約20カ国で料理教室を開いている。

【見どころと楽しみ】
<フランス料理の女性大使>
 コルドン・ブルーの著名な卒業生のひとりが、料理研究家で、米国のテレビの料理番組で実演シェフとして活躍したジュリア・チャイルド(1912~2004年)だ。彼女は、第二次世界大戦後に夫がパリの米国大使館に赴任した時に、初めてフランス料理に出合った。それが生涯にわたる情熱の始まりだった。その出合いは“魂と精神の解放”だったという。
 コルドン・ブルーに入学したジュリアは、校長と意見を衝突させながらもグラン・ディプロームを取得。1963年には最初のテレビシリーズ「フレンチシェフ」が米国で放映された。1メートル90センチの長身で堂々としたジュリアは、特別な存在感を持っている。料理番組では、オムレツの作り方などの基礎から、新鮮なレモンシャーベットの作り方などの洗練された技にいたるまで、フランス料理の多様な技法を米国の視聴者に紹介し、91歳で故郷のカリフォルニアで亡くなった。



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