今日の絶景
カナダ・アルバータ州 バンフ
カナディアンロッキーの観光拠点のバンフは、
カナダのアルバータ州の西部、
ブリティッシュコロンビア州との州境に近い場所、
バンフ国立公園内にあって、
サスカチュワン川の支流の1つであるボウ川を挟み、
四方を万年雪を身にまとったカナディアンロッキーに囲まれた
人口およそ5000人という小さな町ながら、
豪華なロッジ、素敵なレストラン、
そして活気のあるナイトライフが楽しめる魅力的な観光地で、
世界中から観光客が集まってきます。
ブリティッシュコロンビア州との州境近くの
レイク・ルイーズまで60kmの位置にあります。
バンフの町自体も標高1387mの高地にあり
レイク・ルイーズに次いでカナダでは
2番目に標高の高い居住地です。
壮大な大自然に囲まれたかわいらしい町バンフは、
夏季の登山、冬季のスキーリゾートなどで賑わう
洗練されたリゾート地で、
温泉・景色・キャンプ・登山・トレッキング・ゴルフ・乗馬・スキーなどの様々なアクティビティを楽しむ人々でにぎわい、
温泉保養地としても人気が高く、
レストラン、ギフトショップなどが軒を連ねる大通り
「バンフ・アベニュー」をのんびり歩くだけでも
楽しい時間を過ごすことができ、
バンフ・スプリングス・ホテルなどに宿泊することも可能です。
特に夏期は自然の作り出すみごとな景観に息をのみ、
あるいはトレッキングやカヌーなどのアクティビティに興じています。
周囲にはレイク・ルイーズ、モレーン・レイク、ペイト・レイクなどの
美しい湖が点在していますが、
大きなものとして市街の北東にミネワンカ湖があります。
どこを見ても、ガイドブックに載っている完璧な写真のような景色が
なお、バンフは北緯51°付近と
比較的高緯度に位置していることもあり、
夏は夜の9時を過ぎても明るく、
オーロラが観測されたこともあります。
1885年にカナダ最初の国立公園として指定されたばかりではなく、
アメリカのイエロー・ストーン、オーストラリアのロイヤルに次いで
世界で3番目に古い国立公園です。
公園の面積は6641平方キロメートルに及び、
園内を通る道路の総延長は1600kmを越えています。
1年を通して訪れたい夢のような場所、ロッキーを特徴づける、
まばゆい氷河、そびえ立つ山の頂、野生動物、壮大な高山地帯、
エメラルド色の湖、すべてがバンフ国立公園にはあります。
7,500人以上が暮らすこの公園で、
フレンドリーな地元の人々との出会いも楽しみのひとつです。
山で1日中冒険した後は、
屋外の天然温泉で身も心もリフレッシュしてください。
カナダ最初の国立公園がなぜユネスコの世界遺産に
登録されたのか、自分の目で確かめてみてください。
公園内の景色の美しい地点としては、
テン・ピークス渓谷にあるモレーン湖、ボウ湖、ペイトー湖などが
有名であり、この他にも見所は多数存在します。
公園へ立ち寄るのには入園許可証が必要であり、
特に夏季の数ヶ月の間は、許可証のチェックがしばしば行われます。
1985年にはバンフ国立公園を含む一帯が
カナディアン・ロッキー山脈自然公園群として世界遺産に登録され、
航空機を用いた遊覧飛行などはできません。
気候は、亜寒帯気候に属しますが
湿潤大陸性気候との境界にほど近く、
1月の平均気温は-9.3℃、7月の平均気温は14.6℃と
標高1387mの高地に位置しているために夏も冷涼で、
1年を通じて低温で推移しています。
日本人も多く居住しており、定住者の6%に達しています。
町の人口増加が国立公園の自然に悪影響を及ぼす恐れがあるため、連邦政府は「居住の必要性」を示せる者に限って
定住を認めることで対応しています。
★おすすめスポット
約15キロの「バンフ・ゴンドラ」コースでは、
バンフ中心部を出発して、
有名なバンフ・スプリングス・ホテルを通り、
バンフ・ゴンドラに乗って、
カナディアン・ロッキーの景色が一望できる観測デッキへ登ります。
目の前にはバンフの街並みやトンネル山など壮大な景色が広がり、
そこから雄大な絶景を見ながら緩やかな下り道を下ります。
さらにバンフでは、
約12キロの「トンネル・マウンテン」コースもあるので、
2つのエコウオークが楽しめます。
カスケード・ロック・ガーデン
ボウ川にかかる橋を渡ると、
正面に見える建物が国立公園管理事務所で、
この管理事務所の庭がカスケード・ロック・ガーデンと呼ばれ、
バンフでも最も有名なフォト・スポットの1つになっています。
春から秋にかけては、園内の花壇に美しい花が咲き、
背景に花壇とバンフ・アベニュー、
さらに後ろにはカスケード・マウンテンの雄々しい姿が入った、
おなじみのアングルで写真を撮ることができます。
バンフ・スプリングス・ホテル
1888年創業の石造りの重厚な外観で名高い高級ホテルで、
バンフでもシンボル的存在になっています。
カスケード・ロック・ガーデンやボウ滝にも近いので、
宿泊しない人も訪れてみる価値があります。
ティー・ラウンジやレストランはビジターでも気楽に利用できますので、アフタヌーン・ティーを楽しんでみてはいかがでしょう。
世界的にも有名なゴルフコースを併設しているほか、
プールなどの設備も充実している機能的なリゾート・ホテルです。
ボウ滝
マリリン・モンロー主演の映画「帰らざる河」の舞台となったことでも
知られており、落差は低いですが、
しぶきを上げて美しく流れ落ちています。
このボウ滝のすぐ下からは、ゴムボートでボウ川を下る、
ガイドの案内を聞きながら、
途中バンフ・スプリングスホテルや奇岩フードゥーズなども
見ることができます。
サプライズ・コーナー
ボウ滝のちょうど真上に位置しているので、
下には水しぶきをあげているボウ滝が、
正面には深緑の木々の中にそそりたつ
バンフ・スプリングス・ホテルの偉容が眺められます。
ケイブ&ベイスン
バンフの町が開かれるきっかけとなった、温泉が発見された場所で、現在は国立の博物館として公開されています。
洞窟の中を進んで行くと、温泉が湧き出していて
硫黄の匂いが立ち込めています。
博物館はバンフ国立公園の歴史や、
国立公園の自然保護活動を紹介する展示が充実しており、
周囲を散策するコースもあります。
アッパー・ホットスプリングス
サルファー・マウンテン・ゴンドラ乗り場のそばに、
カナディアン・ロッキーの3つの温泉プールの一つ、
アッパーホットスプリングスがあります。
水着着用で入るプールで、年間を通じて入ることができ
老若男女さまざまな人が、
ロッキーの雄大な景色を眺めながら温泉につかっています。
サルファー・マウンテン
バンフの町を一望できる、
標高2285mのサルファー山頂の展望台までは
ゴンドラで約8分で上ることができ、
山頂展望台にはレストラン、ギフトショップなどがあります。
バッファロー・パドック
ダウンタウンから北東に約3㎞の場所にあり、
トランス・カナダ・ハイウエイをレイク・ルイーズ方面に入って、
2分ほど走ると右手に看板がみえます。
乱獲され絶滅の危機に瀕しているバッファローの保護区で、
柵で囲われた1.6kmのルートを車で一周すると、
運が良ければバッファローの姿を見ることができます。
ただし安全のため、パドック内では車から降りることはできません。
バーミリオン・レイク
バンフの北西に広がる湿地帯にあり、
ファースト、セカンド、サードと3つの湖に分かれています。
特にサード・バーミリオン・レイクの畔からは、
マウント・ランドルの険しい姿を望むことができ、
写真の撮影にはおすすめです。
特に夕日に照らされたマウント・ランドルの姿が湖面に映る景色は
一見の価値があります。
湖畔は遊歩道があり、散歩やサイクリングができますが、
夕方は蚊がものすごく多いので、虫よけスプレーが必要です。
レイク・ミネワンカ
バンフのダウンタウンからバンフ・アベニューを
北東へ約10kmの場所にあり、長さ24km、幅3.2kmの湖で、
バンフ国立公園で唯一モーターボートの使用が許されている
人造湖で、マス釣りのメッカとしても知られています。
5月~9月までは、約1時間30分のクルーズも
楽しむことができます。
余裕があればレイク・ミネワンカとつながる
トウ・ジャック・レイクにも足を延ばして見ることをお勧めします。
キャッスル・マウンテン
バンフからトランス・カナダ・ハイウエイを西に約30km進むと、
ボウ・バレー・パークウエイとのキャッスル・ジャンクションがあります。ジャンクションの近くにある「キャッスル・マウンテン・ビレッジ」は
キャッスル・マウンテンを眺めるには絶好の場所です。
ボウバレー・パークウェイ
バンフからトランス・カナダ・ハイウエイを西に進むと、
まもなくボウバレー・パークウェイへ入るジャンクションがあります。
この道路は野生動物の出現頻度が高いことでも知られています。
★バンフへの行き方
バンフには、バンクーバー、トロントなどから
カルガリー国際空港を経由して入るのが一般的です。
カルガリーの空港からバンフまでは、
国道1号線を西に約130km、所要時間はおよそ1時間30分です。
キャンモアの町を過ぎたら、すぐにPark Gateがあるので、
ここで国立公園の滞在日数分の利用料を支払います。
カルガリーからバンフ、レイク・ルイーズまでは
バスを利用することもできますので、レンタカーを使用しない場合は、
こちらを利用することになります。
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