皆様、またまたですが、新年あけましておめでとうございます。🌅



さて今回は前回に引き続き、独断と偏見で選んだ2021年に発表された邦楽シングル曲BEST10のNo.5からNo.1を発表致したいと思います‼️🎵


(尚、発売日につきましては、CDと配信の早い方と致します。)




No.5



Higher Love


MISIA


(2021.11.12 配信発表/ソニー・ミュージック/アリオラジャパン)





昨年の「第63回輝く!レコード大賞」の最優秀歌唱賞に輝いたMISIAさんのオリジナル・ニュー・アルバム『HELLO LOVE』からの先行配信として発表されたこの曲は、今最も注目を集めているアーティストのお一人で、昨年大晦日の第72回NHK紅白歌合戦で共演も果たされた藤井 風さんが作詞・作曲を担当。


MISIAさんの絶大な歌唱力とゴスペル隊とのコーラスが見事に合致した壮大なラブ・ソングで、MISIAさんの歌に対する表現力の素晴らしさを改めて感じる事が出来る名曲だと思います。




No.4



リトルダンサー ft. Ito(PEOLE1)


WurtS


(2021.8.18 配信発表/UKプロジェクト/W’sProject)





恐らく、「WurtSって誰❓何て読むの❓」という方もいらっしゃると思いますが、アーティスト名は「ワーツ」と読みます。


…と言いましても、私も数ヶ月前に知ったアーティストですが、若者達の間では「分かってないよ」という曲がSNSでかなりバズっいたそうです。


…がしかし、「21世紀生まれで現役の大学生」という情報以外は正体を明かしておらず、自称・音楽研究家という“摩訶不思議”な存在でもあるWurtSですが、この曲は「カローラシリーズ」のCMソングとして聴いてから気になり、SNSで調べ、この曲をダウンロードしたところ、昨年一時期自家用車内でヘビロテ状態で流す程ハマっていました。😅


歌詞については韻を踏んだような感じで殆ど意味はなく、またメロディー・ラインについても4度のメジャーセブン→3度のマイナー・セブン→2度のマイナー・セブン→1度のメジャー・セブン(ざっくりとした音楽理論ですみません💦)と、ブラック・ミュージックでよく使われるような巡回コードの繰り返し…と、“潔くかつ開き直った”感じに完全にハマってしまった感じです。


最近ではAdoさんのようなSNS発信で正体を余り明かさないアーティストが多い中、WurtSも今後じわりじわりと音楽シーンを駆け上がって行きそうな気配を感じたりもします。




No.3



きらり


藤井 風


(2021.5.3 配信発表/ユニバーサル ミュージック/ユニバーサル シグマ/HEHN RECORDS)





昨年は紅白出演や日産スタジアムでの弾き語りLIVEと、メジャー・デビュー2年目にして日本の音楽シーンのトップに躍り出た藤井 風さんの、『Honda VEZEL』のCMソングとして書き下ろされたポップなダンス・チューン。


これまでの岡山弁を駆使したような歌詞ではなく、歌詞もメロディーもサウンドも何処かファンタジーかつ都会的なセンスを感じさせ、新しい風さんを覗かせるような1曲だと思います。




No.2



Pale Blue


米津玄師


(2021.5.31 配信発表/ソニー・ミュージック/SME Records)





北川景子さん・永山瑛太さん主演のテレビ・ドラマ『リコカツ』の主題歌として書き下ろされた、米津玄師さんのシングル曲としては久々のラブ・ソング。


クラシック音楽を彷彿させるようなストリングやピアノや揺れ動く心を表すかのような転調、歌詞についても「恋をしていた」から「恋をしている」に箇所等、その凄く緻密に作り込まれていて、音楽でありながら演劇や絵画を鑑賞するような『総合芸術』といった印象を持ちました。


この曲については3回のボツを経て制作されたらしく、米津さんいわく「今までの音楽人生の中で一番大変」だったそうです。

(納得します‼️😐)




No.1




Soulコブラツイスト〜魂の悶絶


桑田佳祐


(2021.8.30 配信発表/ビクター/スピードスターレコーズ/タイシタレーベル)






桑田佳祐さん初のミニ・アルバム『ごはん味噌汁海苔お漬物卵焼き feat.梅干し』からの先行配信シングルで、UNIQLOのCMやNetflix映画『浅草キッド』の主題歌としても起用されているポップなナンバー。


個人的に前々から「桑田さんのノリがいいダンサブルな曲を発表して頂けないかな❓」と思っていましたが、この曲はまさしくその願望に『ドンピシャ‼️』といった感じで、「失恋の痛手を引きずる無様の男(自分)を戒め笑い飛ばすも『俺はまだまだやれるんだ‼️という自らを奮起させるような歌詞とメロディー」と桑田さんの少年時代の憧れだったプロレス技である「コブラツイスト」を掛け合わせた事は、改めて『これぞ桑田佳祐の真骨頂‼️』と呼べるような名曲だと思います。


これは個人的な解釈に過ぎませんが、この曲は何処となく一昨年に亡くなられた『昭和歌謡のトップに君臨し続けた』作曲家・筒美京平先生へのオマージュも感じられ、日本の音楽業界への先人の敬愛も感じられる1曲とも思われます。



以上、『独断と偏見で選んだ邦楽シングル曲BEST10 2021年バージョン』でございました‼️🎵



また、2021年に発表された邦楽・洋楽の『特別企画』につきましては、また時間を見つけまして“チマチマ”とお送り致したいと思います。😅



それでは皆様、良いお正月をお過ごしくださいませ‼️🙌