もう一つの難点は、つい今月に起きた出来事。

身内に関する健康面の変化のエネルギーを受動してしまう事。

現在日本に住む私の母親は、がん治療の為、定期的に抗がん剤投与を受けているが、母親は抗がん剤投与を受けると、その後数日間の間は抗がん剤の副作用で、体調が悪くなる。それと同じ時期に、アメリカに住む私も体調が悪くなる。私の体調の変化は偏頭痛が起こる事で、その偏頭痛は酷く、１０日から２週間程毎日続く。

母親の抗がん剤投与のスケジュールは私は知らないのだけれど、私の体調が悪くなり、後でその時期を確認すると、同じ時期に体調が悪くなっていた事が判明する。

また、今月のはじめにダーリンが緊急入院をする事になった時のこと。

ある朝、お腹の痛みを訴えて、それから数時間後、その痛みはもう立っていられないほどの痛みに変わっていった。

現在うちには、ニュージーランド出身・アメリカ育ちの居候くんがいるのだけれど、ダーリンが痛みで苦しんでいた時、丁度私の子供達が学校に行く時間と重なっていたので、居候くんの彼が率先して、ダーリンを救急病院へと連れて行ってくれた。

その後の検査で、盲腸破裂だという事が分かり、救急病院から、手術環境の整った大きい病院へ搬送され即入院・その夜に手術となったのだけれど…

朝、子供達を学校へ送った後から、今度は私の体調が悪くなった。今までに経験した事の無いくらいの偏頭痛に襲われた。くも膜下出血とはこんな痛みなのでは？と疑うほどの痛み続いた。

子供達が学校から帰って来るまでは、横になってなんとか持ちこたえたが、その後はあまりの頭痛に何度も吐いて、立っていられないほどの状態に。薬を飲んでも全て吐いてしまうので、ベットに横になるしか方法がなかった。

私の体調不良の事情を、居候くんは知っていたので、ダーリンの救急病院から、別の病院への入院手続き、家から入院に必要な物を病院へ運んでくれて、手術後ダーリンが目を覚ますまでの夜中３時まで、彼はずっと病院に付き添ってくれた。

私はというと、完璧にノックアウト状態で、ずっと寝たきり。その日の夕食は、大学生の息子が、下の娘達の分も調理し、世話してくれていたというのを、翌日になって聞かされた…

ダーリンが体調の悪い時に私も体調が悪くなる。これって本当に役立たずだ…

色々手伝ってくれた居候くんに感謝した。

翌日、子供達を連れて、ダーリンの病院へお見舞いに行った。

その時にも、厄介な事が起きた。

ダーリンの盲腸破裂の手術は、お腹に小さな穴が３つ空いているだけで、開腹手術ではないので、身体への負担が俄然少ない。

最近の医療技術の進歩には驚かされる。

私が帝王切開した時は、お腹の筋肉層をおもいっきり切っていたので、やはり回復に時間がかかった。しかも２回の帝王切開。

特にベットからの起き上がり・トイレから立ち上がる・歩くのもままならない、こんな状態だったが、彼の場合、お腹の穴３つだったので、まだ術後24時間以内で起き上がるのはちょっと痛そうだったが、それでも自分一人でトイレに行き、看護師からも、自分で率先して院内を歩くように勧められていた。

その彼の個室にお見舞いに行って

約１５秒後、

私の顔色が変わったのに息子が気付いた。丁度椅子が一つ空いていたので、そこに座った方がいいよと息子が言った。

その間、ダーリンは色々と手術後の事、看護師さん達のケアが素晴らしい事、また、食事は盲腸を切っただけだから、普段どうり好きなものを食べてもいい事、病院の食事はとても豪華で美味しい事、病室のテレビにゲームも出来るし、映画も好きなものを選んで観れるなど、喜んで話していた。

が、私の場合、その説明が聞き取りにくいくらいの耳鳴りがし始めて、集中力が無くなり、足がふらふらし、立っていられないと感じた。

椅子に座ったが頭を支えて座るのが苦しくなり、吐きそうになったので、部屋の奥にあったカウチに移動して、一時的に横になった。

この時何も考えずに病院に入って行ったのがこの体調不良の原因だった。

自分のエネルギーゾーンに、シールドを張るのを、すっかり忘れて病院へ入って行ってしまった…

人の多く集まる場所には、残像思念というのが残されていて、その思念エネルギーは、その時の状況(思念を残した人がその感情を持った時)のインパクトが強ければ強い程、また人によっては、勘が鋭い人で、少しの感情でも残像思念として残しやすいタイプの人もいるので、受動する側はこれらを感じる事になる。

特に入院患者の多くいる大型の病院では、日々生死を伴う状況が起こっている。そこに立ち会う人達・家族がその現場で抱いた感情は、残像思念エネルギーとして、そこに残る。

ここでのお話は、病院で亡くなって浮かばれない霊が居て、そのエネルギーが残るということでは無い。

通常、亡くなった人達の魂は、すぐさま光達の助けによって、魂の世界へと導かれていく。

“一月前に亡くなった、〇〇号室の〇〇さんが病院内を歩いていた” と、看護師さん達の間で噂になる怪談話しは、生前の〇〇さんの思い(例えば入院中に絶望を感じていた・その思いをいつも抱えて病院内を歩いていた)その思いが強く今も残っているだけで、実際の〇〇さんの魂は、既に光の世界で苦しみも絶望も無く、ピースフルに存在している。

自分が、大型の病院が苦手という事を、すっかり忘れてダーリンの病室に入ってしまった事で、そこに残されていた、残像思念の悲しみのエネルギーを一気に受動してしまい、この日は一時的に大変だった。

しばらく横になって、深呼吸を繰り返し、自分という存在を意識的に引き出し、それを第三の目のあたりに集中する事で、残像思念は感じられなくなっていった。

私の場合、気を抜きすぎていたので、いろんな難点が目につきやすいが、エネルギー受動体質の人には、良い点も沢山ある。

誰よりも先に危険を察知したり、勘が鋭い人が多い。第六感というのがとてもよく働く。

私ももっと、日々の努力と修行が必要だと思った出来事だった。

地球に生まれて 55-3 エネルギー受動体