翌日の朝目覚めると、
私の心からは、罪悪感と言う泥水は綺麗に流されていた。
スピリチュアルガイドである、イレブンの入道雲のアートのおかげだ!
そして、では今から私には何が出来るか?を考えた。
先ずは、もちろん、Cody のメンタル面のケア が一番だ。彼の体重もメッキリ目に見えて減ってしまった。
私達家族で、今のこの状況下で、父親のCodyが落ち込み、更に母親である私が知らん顔では、家族がバランスを保て無い。
義父ビルの死・義母キャンダスの死 からも、沢山の事を学ぼう 。私は、そう決めた。
昨晩、イレブンは
" He is in peace now "と言っていたが
じゃあ、彼女は?
Codyの母親 キャンダス は?
と、素朴な疑問が浮かんだ。
コンタクトを取りたい!
キャンダスが生前の時は、たった一度しか本人に会っていない。
その頃の私は、英語にも自信がなく、まして、Cody と付き合い始めたばかりの頃だったから、どんな風に彼氏のお母さんと会話をすればいいのかも分からなかった。
キャンダスとは挨拶を交わしたくらいで、後はCodyが説明してくれた。
Codyは、当時、私が聴き取りやすい様に、英語の会話を更に簡単な英単語を使って表現し直してくれていた。英語に英語で通訳される感じだ。
だから、キャンダスとは、奥の深い話など、一切していない。
本当は、どんな風に物事を考えて、感じとる人だったんだろう?
Codyからは、だらしの無い、子供の世話をし無い、怒鳴ってばかりの母親……Crazy と聞いてきたから…
その日の夜。
子供達が静かな時間帯があった。
iPodのゲームに夢中で、JasmineとLexi 2人で長い事遊んでいた。
私は、1人座って、ほんの一瞬、目を閉じて、キャンダス のエネルギーに集中してみた。
キャンダスが来るか来ないかは、私次第。
私側に、ブロックするものがある時には、スピリチュアルとは繋がる事は出来ない。
すると、
私の左脳の後頭部近くの真ん中より少し高い部分
そこに、キャンダスは、ドンッと
イメージを送ってくれた。
全体が、透き通る様な白と、透き通る様なブルー ・ 水色に近いブルー
更に、プラチナの混ざった様なゴールドの光りが左側に差している。
その中心に、この世のものでは比較対象が存在し無いくらい、ものすごく美しい彼女の顔が浮かび上がった。笑みを浮かべた 美しい顔。歳をとって亡くなった人間の時の彼女の顔では無い。若々しく、美しい彼女の姿。
そこからは、最上級の優しさのエネルギーが次から次へと、溢れ出ていた。
深い愛情が、全体からも感じられる
わーーーーーーーっと声をあげたくなるほど、美しさと 滲み出る優しい愛情に、心臓が温かく感じた。
彼女は、ほんの一瞬のコンタクトにもかかわらず、沢山の Thought (メッセージ)を私に送ってくれた。
それは、大きな Thoughtのかたまりだった。そのメッセージの中には、様々な事が濃縮されていた。
俗に言うMedium (スピリチュアル界と人間界を繋ぐ媒体・霊能者) の方達は、スピリチュアル界と繋がった時、それとほぼ同時に、野球の実況中継の様に、スピリチュアル界のメッセージを口に出し(もしくは文章に書き写し)、伝える事が出来る。
私は、まだ、そのMediumの方々の様なレベルでは無い。
スピリチュアルとコンタクトを取れても、もし、スピリチュアル側が、莫大なインフォメーションを私に送ったとしたら、それを解説するのに、少し、時間がかかってしまう。
キャンダスの送ってくれたメッセージは、そのコンタクトの一瞬の時間に比べると、膨大過ぎた。
キャンダスからのメッセージは、この夜から約2日かけて、イレブンの助けを借りながら、解釈していくことになった。
続く