徹子の部屋、スペシャル見てます。
震える名言に触れて感動したので書いてみようと。
・山田洋次監督が黒柳さんから「木村拓哉さん、どんな印象をお持ちですか?」という質問に対し、
→「目方の重さのある俳優、という印象です」と。
目方という言葉を選択するその感覚に衝撃というか、感動を覚えました、そういう表現をする人を知らなかったので。
目方の重さ…質についての表現力、感性の表現がやはり素晴らしいと感動しました。
山田洋次監督の話をもう一つ。
当たり前と言えば当たり前なのですが、
「僕は、この作品をお客様が、「映画館で見ている」という前提で撮っているんだ」と。
テレビやスマホなどではなく、映画監督としてしっかり「映画館で観ているお客様を意識して」と言葉で、撮影中に木村拓哉さんに話す、という意識、姿勢にまた、深い感銘を受けました。
・渥美清さんの言葉
「自分の作品は必ず映画館で観ます。例えば寅が怒るシーンに対して、新宿の映画館では笑いの起こるシーンも、例えば浅草で観ると、同調して、そうだそうだと反応していたり。やはり育った地域や環境、境遇によって、一つの芝居でも人それぞれ反応が違うんだなぁと勉強になりました。」と。
渥美清さんの、直接観客の反応を見て更に自分の芝居を多角的に見て、この先も芝居の質や深みを高めようという勉強熱心な姿勢に、深く深く感銘を受けました。
地域ごとの反応の勉強、なかなかここまでやる俳優さんはいらっしゃらないのでは。と。
軽い気持ちで見始めて、こんなに深い感銘や衝撃を受けるとは思わなかったので、
この熱を言葉にしようと思い、更新しました。