なんだかんだ言ってあの頃シリーズから日にちがたくさん立ってしまいました。すみません。

 

あの頃、三年目の6月には私は疲弊しきっていました。

でも、今のように働き方改革や労働基準法なんてない時代。

職員室はタバコの煙モクモクの時代です。

その吸い殻を掃除時間に生徒が片付けるって時代。

お酒を飲みながら教壇に立っている人もいました。

めちゃくちゃな時代。

生徒への暴力も何度も見ています。

 

主人とお付き合いをしていて、結婚は決まっていました。

辞めたいという私に「自分の納得いくまでがんばれ」

と、当時の彼である主人は言っていました。

そして実家の両親。主人のご両親も辞めさせてはくれませんでした。

「せっかく受かったのにもったいない」

もはや、生徒たちへの思いも愛も疲れ果てた私はなくなっていました。

 

三年中学校に勤めましたが、結婚と同時の4月に辞表を書きやめました。

 

それが良かったのかどうかはわかりません。

立派に勤めている女の先生もたくさんおられます。

 

でも、めちゃくちゃな労働条件だったなあって今のニュースを見るたびに思います。

 

でもね、私に実力も根性もなかっただけなんです。

辞めたことはギブアップではなく、自分を守るために大切な選択だったと、かれこれ30年たちますが思います。

 

人間無理しすぎると、、、やっぱり駄目ですね。