今回は２年におよぶ 婚外恋愛を共にしたカレとの間を振り返り こともあろうが拗らせる
でもそれは はじめての婚外から 足元が見えた瞬間で すべてを受け入れ割り切れた瞬間
お花畑じゃなく 婚外を生きようと思えた瞬間
ずっと胸の中にあった不安が浄化され 前向きになれた様子を お届けしますね。
それでは行きましょう！
LETS ON START‼︎
カレの「キスしましょう」から始まった つかず離れずの
婚外恋愛が３年目を迎えた
ただただ カレに恋して お花畑の中心で 愛を叫ぶ
ぶっ飛んじゃっていた わたしだけど
カレに出会えて 恋が出来たこと
婚外のすいも甘いも 教えてもらえたことには
ココロからの感謝しかない
カレに恋する事で ダンナに執着していた 弱い自分
に気が付き 一歩を踏み出せたけど
それは同時にカレに依存する事で 逃げていただけだった
婚外３年目を迎え 「難しいと言われる婚外」
「俺たちががうまくいってる秘訣は？」
と 聞いてきたカレに ビックリした
わたしたちは うまくいってるんだ？…って
そう この言葉でスイッチが入ってしまったんです
うまく行くもなにも「付き合おう」って始まってもないのに何言ってるの？ただ 自分を好きな女を見てるのに 優越感を感じてただけでしょ…溜まりに溜まった鬱憤達が目を覚ましはじめたのです
わたしはカレとの関係が見えなくなり
その思いを全て カレにぶつけました
カレは「遊びと真剣って 俺らみたいな関係だと 境界線ってないし わざわざ きっちり区切る必要もないし 遊びも真剣も両方本気みたいな笑 柔軟性も大事かと だから このモヤモヤとかが婚外恋愛なんじゃない？」
「後々歳とって振り返ったとき あのとき出会って遊んだ時間が楽しかったって思える関係だと思うよ。」
と回答してきた
実にカレらしく曖昧さを残しながらも正論をつく
深いけど 突き放された気持ちだった
わたしは多分 婚外のコトバ遊びを楽しめていないんだ
「老後のお世話お願いね」をマジで まに受けてたし
「今度行こう」「今度やろう」って言われるたびに
いつかなぁって 期待して 待っていた ハチ公のように
「いつか」が未来に変わっていくような気で夢みていた
そう わたしがいたのは
不徳の世界ではなく お花畑
だったのです
子育てが終わったら 白馬の王子様が迎えに来るの〜的な
カレにとっての 婚外は あくまで隙間であり
ヨメに拒否されたセックスを求めているだけ
わたしはそれを埋めるための疑似恋愛パートナーで
たまたま自分に恋するもってこいのカモ🦆だっただけ
それを 思い知らされる瞬間は たくさんあった
でも それこそが 婚外恋愛なんです
頭では分かっていても どうしてもカレに依存していた
カレにすべてを委ね 見返りに 愛されることを期待した
カレは何も悪くないし むしろわたしが無知すぎただけ
そんな無知なわたしを 的確に導き 適当にあしらえる
カレは もはや神レベルの仙人ではないだろうか？
若い頃から「してナンボ」の遊び人で 風俗通いも飽きた カレにとって 愛のないセックスの虚しさは 熟知済みで
いまではセックスに至るまでのプロセスまでを 楽しめる 実にこなれた 遊び人なんです
男は「自分を好きな女」を抱くことで
自己肯定感が満たされ
女は「自分が好きな男」に抱かれる事で
承認欲求が満たされる
お互いの 都合のいい欲求が いやらしく絡み合っただけ
不倫の「甘い蜜」に溺れ 激しく求めあっただけ
肌を重ねるうちに生まれた愛おしさは ただの『愛着』
ココロを重ねて満たされた気でいた ただの『自己満足』
それでもカレがくれた時間達は 本当に尊いし
いつでもカレが好きで 好きで 愛おしかった
カレが前に言っていた「未熟な親に育てられた影響はすごい」って言葉 よく思い出し胸に刺さる
それこそがカレのルーツであり 母親の苦労を目の当たりにしさみしさを押し殺ろし 自分を押し付ける事なくいい子に育った結果 愛を押し付けない男へと化した それでも母親の愛は絶大で カレは母の姿を求め続けた 母親の顔色ばかりを伺い育ったカレ その愛の対象が 今度はヨメへとシフトし 愛を求め執着し続けている そして滑稽な程 今度はヨメの顔色ばかりを気にしている
自分のオモイを突きつけてしまうと 相手を困らせる…
そんな優しいカレのルーツなんだと思います
後に そのオモイは外で発散 ヤリチンへと進化を遂げる
我が子だけには 同じ思いをさせまいと
家庭第一 我が子が一番の 愛情深い いいパパ
カレはいつでも自分の事は後回しで 相手を尊重し 与えられたモノの中で 何が出来るかを試行錯誤していた
そんな カレの深い優しさと 芯の通ったその強さが 本当に好きで 尊敬してやまない
だからこそ カレの愛が欲しかった…
母親に父親が汚いと刷り込まれながらも いつも笑顔で 面白く気さくで マメ男な父が大好きだったわたし
ただ父は 外では女に甘いコトバをささやく魔性の男
そうカレそのものな感じ
お互いに『愛』に冷めて育って来たのかな…
「所詮こんなもんだ」って…
だから波長が合ったのかも
緊急事態宣言に入る前のデートで
カレはキチンと伝えてくれた
「そもそも付き合おうなんて一言も言ってない」
「はじめから愛なんてなかった」
「ナマでやらせてくれるからよかった」
「いつも自分を押し付けてばかりで うんざりしてた」
「愛された経験しかないから おとこを知らなさすぎる」
酔っていたカレは オブラートに包むこともせず 爽快なほどに言い切った でもこれこそが わたしが欲しかった答えなんです
婚外の曖昧さが嫌になり 沼るのに疲れて 苦しかった
「遊びだった」って認めさせ カレのせいにしたかった
自分だけが好きな気がして クヤシカッタ
そして このあとわちゃわちゃと罵り合い 終電を逃し お泊まりする という なんとも笑える展開を迎えた
拗ねてどうしようもないわたしにカレがキレてタクシーで帰ろうとしたのを機に我に返り 冷静になってとりあえず一緒に布団に入った すると始まっちゃいますよね
そして いままでで一番いい？と感じるほど 最強にエモくて忘れられないドエロセックスをしてしまったんです
朝 酔いから醒めると 2人は
「これからもよろしくでいいの」と確認し合い
「昨日は嫌なこと言わせてごめんね」と素直に謝り 何事もなかったかのように部屋を出て別れた
※泥酔のふたりがやっちまった 初ケンカの大惨事でした
それからギコチナイLINEを何度か繰り返した
わたしが「好きがウソに聞こえる」とか色んなことを封じ込めたせいで LINEはよそよそしく 虚しく感じ どうでもいい会話の返信を求めることが申し訳なくなり 最終的にコミュニケーションツール LINEを絶った 冷却期間も必要だと
あれから どれくらい経つだろうか…
いまの わたし？ 驚くほどにスッキリしてますよ！
わたしが欲しかった答えは３年目からはキチンと付き合おうだったけど カレは絶対にそれは言わなかった
でも逆に 吹っ切れた んですよ それで
はいすべてが割り切れたんですよ
そう カレにハッキリ言ってもらえたおかげで
考えてみると わたし達はシラフでセックスをした事がありません…わたしが呑まないと無理だったんです…
それが 何よりの逃げていた証拠ですね わたしもズルい
そうなんです わたしがズルいんです…
不倫がいかにキレイゴトの世界かを知った上
それでもわたしは
カレがいいんです！！
カレとだから遊びたいし 遊ばれたい
カレに恋して すべてが始まったんです
ダンナを「拒否」した時に わたしは「女」を卒業した気でいた ９年間「母」としてだけ生きてきたわたしに「輝き」をくれ前を向かせてくれた人
そうカレにだったから 抱かれたいと思えたし
カレにだから 夢をみたんです
なによりも カレとだからの「甘い蜜」なんです
やっぱりカレがいいんです
カレじゃなかったら わたしに婚外は必要ないんです
カレの隙間がセックスだけだとしても
遊び上等！穴モテ上等！
って笑って言える！
「なにやってる？」って
何事もなかったように また軽く始まる気がする
今度会うときが 本当の婚外スタートだね
今度はコトバ遊びを楽しみ 甘い蜜を味わい尽くすゾォ〜
あっ 今度はシラフでセックスしようね
わたし お花畑から卒業し
一皮剥け パワーアップしました！