一昨日。

告白後、

初めてSさんと2人で会った。


バイト後に、待ち合わせてそのまま飲み屋さんに。

行ったお店は個室だったので、

かなーり良いムードに。

距離が近いのでとてーもどきどき。

見つめあったり、褒めあったり、

恥ずかしながらいわゆるバカップルな雰囲気。

あたしにもこんな若々しさがまだあったのね。


しかし、律儀なあたしたちは、

触れない距離をきちんと保ってた。


始発の時間になり、

さあおうちに帰らなきゃの時間に。

帰らなきゃ、

でも帰るのかぁの思いが募るあたし。


酔ってたのもあり、

ちょっとだけ、

肩に頭を乗せてみる。

するとSさんに「だーめ」と言われたので、

「そりゃそうよね」って離れようとしたら、

急に抱きしめられた。


帰したくないとのことで、

「寝るところへいこう」とホテルへ。


一緒に寝たけど、

あたしたちは一線を越えなかった。

ちゅうはしたけど。


Sさんは、

「今はまだ一線を越えちゃいけないから。

そこをゴールにはしたくない。」って。

この人はとてもつもなくまじめで、

あたしを大事に思ってくれてるみたい。


朝、バイト先までSさんに送ってもらってばいばい。


そして明日。

彼氏と会う約束。

でも、今すきって気持ちはほぼない。

あるのは、

あたしが生きがいになっている彼氏が、

あたしがいなくなったとききちんと生きていけるのだろうかという心配や、

あたしに好きな人が出来たって聞いたときの彼氏の悲しむ姿を見たくないという思いや、

あたしと別れたとして、

素敵な彼女にちゃんと会えるのかとか、

あたしのこと忘れられるのかとか、

そうゆうことばっかり。

それにSさんのことまだ分かりきってないのに、

あんなに理解ある彼氏と別れて後悔しないかとか。

もちろん、

正しくないことしてるのも、

考えてるのも、

ずるいのも、

わかるけど、

すきって気持ちはあたしにはどうしようもない。

なくしてしまったものは、

簡単には取り戻せないし、

湧き上がってくるものは止められない。


でもすきって気持ち以上に、

大事に思う気持ちや、

月日がくれた思い出も簡単には捨てられないものであるのも事実で。


いったい何をどうしたらよいのか。


とりあえず、

今は彼氏には会えない。

会いたいといわれても、

ものすごく気が重い。

笑えるか分からないし、

さらに傷つけるのも嫌だ。

でも、

なんて言えばいい?

どういったらいい?


まったく、

人生には時たまドラマが起こるみたい。


昨日は、

念願の飲み会に。

2人ではなかったけれど、

バイト先の人と6人くらいで。


朝起きたらメールが来ていて、

「明日飲み会やりますが、

来れますか?」って。

朝からなんていい目覚め。


バイト中、

平和が大事なあたしは、

やっぱりSさんと仲良くなりすぎるのは職場的によくないと思い、

むしろSさんとは普通の関係でいたいなんて思っていた。

もういいやって。


昨日はKさんが変だった。

真顔で「好きです」って言ってきたりした。

ちょずいてるかもだけど、

Kさん、

あたしのこと気になってるのかしら。

昨日飲み会行かないって言い出すから、

「あーあ。来ないんだぁー。」てふざけて言っていたら、

Kさん:「お前本当に犯すぞ!」て宣言された。

どんな宣言よ。

そしてそんなKさんと仲良くすると、

すねるSさん。

あたしはちょっぴり複雑な心境だった。

あいまいな事柄ばかりで、

何一つすっきりしない。

いろいろな情報が駆け巡るけれど、

あたしはどうしたらいいか分からない。


そんなこんなで、

飲み会へ。


みんなで飲み会なので、

あたしはいたって普通に、

むしろSさんとあまりしゃべらないようにするくらいに振舞ってた。

このまま二人で抜け駆けできたら…なんて思ってはいたけど。


そして解散。

結構眠かったので始発でおうちへ。


地元の駅に着き、

Sさんから電話来ないかぁなんて考えながら、

家路を歩いていると、


ぶるるっるるるるっるるっるるる。


来たっ!

なんて望みどおりの展開。

こんな都合良く行っていいんだろうか。


「もしもし(1トーン高い声で)」


今日はおつかれさまーとか、

無事におうち着いた?みたいな会話を一通り交わし、

当たり障りのない会話で幕が閉じようとした。



Sさん:「あのですね…」


「こんなときに言うのもなんですが、

わたくし、

あなたにメロメロなんですよ、ほんとに。」


え!?



思わず、立ち止まった。


こ、これは…

世間一般で言う「告白」???


「意味分かってる?

あなたが大好きなの」


こ、これは…

世間一般で言う「告白」だ!!!


あたしは頭真っ白。


嬉しくて、

でも現実的には困ったことで。

だって、

あたし彼氏がいる。


それから約8時間くらい電話をした。

普通の話から、

バイト先のこと、

あたしについてどう思ってるのかとか。


どうやら、

Sさんは、

本気でこんなに好きになったことがないってくらいに、

あたしが好きなんだそうな。

よくもまあぬけぬけとそんなこと自分で書けるなぁというのは自覚しているけれども、

そう言ってもらえたのは事実だった。


あたしは「恋は幻」ってことも良く分かっている。

人は誰だって恋したてのころは、

これが一世一代の恋で、

頭の中全部恋のことだらけになるものだし、

けれどそれは時が経つにつれ、

なくなって、

情と惰性に変わっていくもの。

それでも相手と一緒にいたいと思うことのがむしろ大事なこと。

でもそれは恋心がなくなってきてからじゃないと分からないこと。


とにかく、

あたしは、

彼氏に今の不満を告げて、

友達以上恋人未満の関係でSさんのことを知っていこうと考えている。

今すぐに、

どっちをとるかなんて考えられないし、

決められない。

そんな簡単なものじゃない。

彼氏と連れ添った3年間はそんな簡単なものじゃない。

でも、

年も年だし、

一生すきでいられる相手がいい。

こんなドラマのような展開。

あるんだなぁ。


思い出すのは、

Sさんばかりの今日。


飲みに行った日の事を思い出してはきゅーんとしてる。

酔ってたとはいえ、

刺激的な状況だったなぁとかみしめる。

それに加え、Sさんの言葉とか仕草とか、

あたしを喜ばすようなことばかりだったなぁ。

あのときの私は幸せだったな。


今日はお酒を飲んだ。

でも、

これまた思い出すのはSさんのことばかり。

一緒にSさんとお酒のみたい。

明日、

飲みに行きたいなぁ。

行けますように。

しかも2人がいい。

絶対に。

あーーーーーー。