前回記事の続きです。

(アメトピになったようで…)



就職で東京に出てきて、

そこそこ楽しい毎日を

送っていたものの、


ある日叔父からの

「なんで地元に帰ってこないの?」

「なぜ東京にいるの?」

という問いに、

うまく答えられなかった私。



ふとん1ふとん2ふとん3



その後結婚して、

私の夫もその正月の集まりに

初めて参加することに。




私の、

「東京にいる理由」が

なんとなく言語化できたのが

このときです。




集まりには、

母方の祖母、叔父叔母、イトコと

それぞれの配偶者がいました。


(結婚時期が似てて、

他の配偶者たちもその日が

初の人が多かった)




みんな揃って宴会スタート。




どんどん料理が運び込まれて、

お茶やビールが注がれ、

食べ終わった皿が運び出されて

洗われていく。

そしてまた新しい料理と飲み物が

運び込まれる。

割り箸の袋やサランラップは

回収されてゴミ袋に入れられる。




全て、女性たちの手によって。




うちの父、叔父や男性の従兄弟などの

男性陣、一切席から立たず。




酔っ払って潰れてる者もあり。

しょうもない話でガハガハ笑っている。




その横で、文句も言わず

せっせと作業する女性たち。




私にとっては見慣れた光景です。

なんの違和感もない。




アレ?って思ったのは

ここからでした。




新しくやってきた

うちの夫や従姉妹の旦那陣。




彼らは、

当たり前に女性陣を手伝う。




男性だけど、

積極的に片付けや配膳に

加わって一緒に作業しているのです。




この光景を見て、

これまで自分にとって

当たり前だった光景が

当たり前じゃないことに

気付きました。




そして真っ先に思いました、


えっ、ていうか何でこいつら

(既存の男性陣)

なんも手伝わねぇの?😇


って。




そして、

あっ、私この、

田舎でまかり通ってる

男尊女卑が嫌いだったんだわ。

って気づきました。




そしてさらに、

時間差で気付きました。



「地元で公務員になってほしい」

「東京にいる意味が分からない」

「早く孫の顔が見たい」




こういう人生への過干渉も嫌で、

地元を出たんだって。


私はあなたたちの

御用聞きではない。




…田舎って聞くと、

なんとなく、

雄大な自然に囲まれ、

人もおおらかで純朴な

イメージがあると思います。


たしかに、そういう人は多い。


でも、上記で書いたような

昔からの固定観念が、

悪びれもなく根強い人が多いのも

また田舎の特徴だと思ってます。



そういう意味で、

たとえ雄大な自然に囲まれてようが、

栗拾い、芋掘り、

虫取り、魚釣りなどの

さまざまなコンテンツが

用意されていようが、

自分のメンタルを保つためにも

私は東京に居続けたいです。