微妙な施しひとつで、ギターの音は良くも悪くも変わります。
先日、Gibson J-45とGuildをギター工房でメンテナンスしてもらいました。以前から「Gibsonの生音がなんだか変だな……」「音質が落ちた気がする」と感じていて、自分なりにいろいろ検証していました。そして、ひとつ気になったのが、サウンドホール(ギター中央の穴)に取り付けていたピックアップ(内蔵マイク)です。「もしかすると、このピックアップがトップ板(ボディ表面の木材)の振動を妨げているのではないか?(内臓マイクはそこそこ重量があるからです)」そんな仮説を立てました。アコースティックギターは、弦を弾いたときの振動がトップ板などの木材に伝わり、その振動がボディ全体に共鳴することで音が生まれます。特にトップ板は音作りに大きく関わる部分で、木材が薄くしなやかなほど振動しやすく、豊かで響きの良い音になると言われています。そこで思い切ってピックアップを取り外し、完全な「生ギター」の状態に戻してみました。すると…… 見事にGibson J-45本来の美しい響きが蘇ったのです!やはり、ほんのわずかな施しひとつで、ギターの音は良くも悪くも変わ るものなんですね。このJ-45については、今後はピックアップを使わず、生音をコンデンサーマイクで拾うスタイルでいこうと思います!次回は、このギターの音でYouTube動画をアップしま~す!是非聴いてみてくださいね!!