気付かなかったけれど
気にもしてなかった
誠実でいようと努力したのに
何にもならなかった
駅を見つめていると
バスが出ていくが見えた

自分の一部が
あなたと一緒に行ってしまったって
言っていいかも

そのうちいつか
気兼ねなくあなたと一緒に過ごせるようになるはず

そう願いながら 祈っているの

あなたの元へ戻る道が見つかるのを待ってるの

だってそここそ
私が安心してくつろげる場所だから


あなたをナーバスにさせてしまった?
あまりにも多くを求めすぎた?
私には一瞬触れる価値さえもなかった?


私にあなたを迎え入れる事が出来たらどうかしら

そのうちいつか
気兼ねなくあなたと一緒に過ごせるようになるはず

そう願いながら 祈っているの

あなたの元へ戻る道が見つかるのを待ってるの

だってそここそ
私が安心してくつろげる場所だから


そのうちいつか
気兼ねなくあなたと一緒に過ごせるようになるはず
BGM: Stand By Me / Austin
この曲は言うなれば「冷静と情熱の間」なのです。
スペイン語カバー。甘くて優しい、大好きな曲の一つ。

この間、知人に「本当に悲しい時は涙も出ないものよ」と教えてもらった。
そんなのわかるよ、放心状態でしょう?と思ってた。

好きな人との電話

どこかで
会えない毎日に、私に会いたいって、
思って連絡をしてくれるって期待だけに寄りかかって
それを頼りに待ってた。
着信のない電話
待ちきれずに電話をかけたけれど、
正しく言えば、あたしの所為で悲しい会話になってしまった。
どうして素直になれなかったんだろう

あたしたちの会話なんて何も知らないよって
体温の無い機械は無機質に通話時間を表示させてる。

好きな人の一言一言が、耳の奥にジンと 残ったまま近くの公園へ
この時期のひんやりとした空気はいつも冷静にしてくれると思うの。
身体と感情の熱を取り除く様な風と夜桜

ベンチに座って思うこと
好きな人の言葉
私が此処に居続ける意味
出国

泣きもせず怒りもせず
知人が教えてくれた言葉を思い出したの
わかってたつもりだけど、この事なんだなって。
ここ最近、ずっと無理に流して、悲劇のヒロインとでも思ってたのかな
不運な流れを自ら探してた。
人間て、病は気から ではないけれど 思う様に なってしまうものかもしれない。

見上げれば真っ暗い空を隠す白色度の高い薄い桃色の桜

あぁそっか、今なんだ。
変わりたい
行きたい、やっぱり行きたい

高校は推薦入学、結局、美大はやめて専門学校でデザインを学んできた
これを、と言うものを乗り越えこなかった
目の前の物だけが欲しくて仕方が無かった

今の あたしの状態で
甘えられる環境に居続ける事も
自分の世界観で生活し続ける事も
好きな人の側に居続ける事も
あたしにとって なんの前進にもならないって思った。

逃げてるんじゃないよ
これでも私なりに向き合ってきたの
仕事も恋も、夢の為の稼ぎも
私なりにやってきたつもりなんだ。
一つの夢を自分の力で越えたい。


こんな風にしか 愛せなくて ごめんね。

いつかはあたしが、真っ暗い空を隠せる様なあんな花になりたい

決めた
2週間後に出発。