韓国人の嫁になり。 -22ページ目

韓国人の嫁になり。

国際結婚、子育て、妊娠、出産、愚痴。
いろんなことを書いていきます(´`)



お昼に入院したため、昼食が出ました。


全室個室のため、主人と二人でのらりくらり。
周りの方に気を遣う必要もなかったので、そのへんは精神的に楽でした。


途中でNSTもやりましたが、張りはあるものの、相変わらず痛みは全くなし。


入院したはいいけれど、本当に本当に自分がこれから産むのかと不思議な感覚でした。笑


夜になり、徐々に痛くなるようなならないような。
生理痛程度。


と言っても、生理痛が全くない私はどれが生理痛程度の痛さなのかも定かではない状態。


そんなやんわりとした違和感の中、18時の夕食も普通に食べることができました。


この時点で、破水してから8時間が経過。


本当にそのままなんの変化もないまま、深夜12時頃。


なんだか痛い?いや、痛いというか…なんだこの感じ(-_-;)
それでも、全然我慢できるレベルでした。


そこからまた時間が経ち、1時半頃。


さすがにこれは変だぞ、となり、定期的に苦しくなると腰を主人に撫でてもらいやり過ごし。


やんわりな痛みでも、波があって、痛みがくるのが分かりました。


あっ、くるくる…


そんな中でも、痛みがくるのが分かるってこういうことか!ともう一人の自分が、他人事のように思ってたり(´ー`)


徐々に痛みは強くなり、これは痛い!となったのが2時をちょっと過ぎた頃。


助産師さんに診てもらうと、

「これは朝方になりそうだね~」

とのこと。


ま、まじでかっ…(´Д`;)


じわりじわりといたぶられ、これが朝まで続くとか拷問だと本気で思いました。


このときは、お腹を思いっきりねじられ押される感覚でした。


自分のお腹がぞうきんになり、しぼられ、ぐっと押される感じ(この例えの共感率の低さったらない)


とりあえず、まだと言われたら耐えるしかない。


大きく深呼吸をして、やり過ごし、トイレにも数回行き。  
それでも、なんとか冷静を保ち続け、ひたすら深呼吸。


そして、それは突然やってきた。


ものすっっっごく痛い!!!


突然、大便がしたくなる感覚です。
本当に踏ん張る感じに近かった。
全身でなにかを出したい。


力まずにはいられない、そんな痛み。
とにかく、出したくて出したくて、しょうがない衝動に駆られました。


トイレに行こうと立った瞬間の出来事。
人生初のとんでもない激痛。


思わず、目の前の旦那の肩を両手でぐぐぐっと握り締め、一言。


「助産師さん、呼んで…」


かろうじて、言葉が出ました。


助産師さんが来るまで、旦那の肩をこれでもかと掴みながら、ひたすら唸る。


座ることもできず、立ったまま痛みを受け止める。


「ううううー…痛い、痛すぎる…」


絶叫?
いやいや、痛すぎて声なんて、とてもじゃないけど出ないレベル。


この段階の唸りと力みが今思えば、いきむということでした。


いきみ逃しのことや、そのときがきたら…、と心の準備は不発に終わり…笑


気が付けば、勝手にいきんでました。


そこへ助産師さん登場。


痛みが引いたときを狙って、ベッドへ横になり再び診てもらう。


「あれ、もうかなり開いてるよ!分娩室行こうか」



朝方という件は?


だいぶ巻きで陣痛がきたのね、私…


陣痛室へ行く事もなく、分娩室へ直行。


そんな感じで、急ピッチでことが進みました。


「分娩室まで歩ける?車いす持ってこようか?」


「いえ、歩きます(;´д`)!!」


立ったり座ったりの動作がとてもじゃないけど、できない。


病室から分娩室までは20mくらい。


痛みが引いた瞬間、腹をくくり早歩き。


そのときの思いは、ただ一つ。


廊下で呻きたくない…


この後に及んで、そんなことを考える私はなんとか無音のまま、全神経を使い、競歩で分娩室へ移動。


たらたら歩くよりパッと歩いた方が、体にも随分いい。


お昼、検査をしながら助産師さんに何気なしに聞いたことがあります。


「分娩のときって、やっぱり叫ぶものですか?結構叫んだりしますか?」


戦々恐々としながらの質問。


助産師さんのアンサー。

「もうね、叫ばないと出てこないと思った方がいいよ。叫ぶ人多いから気にせず、痛かったら叫んで大丈夫ですよ^^」


それを聞いて心を決めたのです。


絶対に叫ばん。


出産に美徳もなにもないです。


子供が無事に産まれてきてくれたら、どんな産み方であっても、それだけで素敵なお産だと思うし、そのことを身を持って理解したからです。


それでも、私のへんちくりんな天邪鬼がここへ来て顔を出したのです。
廊下は無言。絶対に声に出してなるものかと意地になる。


そして、分娩室入った瞬間、タイミング良く再び痛み到来。


「痛い痛い痛い痛い…」


と思わずかがみ込む。


そして、痛みが引いて分娩台へ上がる。
分娩台に上がるだけで、本当にしんどい。


旦那は分娩台のところをおろおろとしていて、
「頭のところで手握ってあげてと」
助産師さんの指示を受け、ようやく任務へつくことに。


先生が来るまでの数分間、痛みが引いたとき助産師さんに思わず、


「あのすみません、無理かもしれないです…」


と謎の懺悔をする私。


痛みが引いたときは、本当にいつもの状態なんです。


普段通りのトーンで呟く私を見て、ふっと笑う傍らの旦那。


いやいや、あのときは真剣に無理だと思ったんだよ´-`)


通常モードからの激痛。
その差が、そのゼロからMAXまでの振り幅が、余計痛みを増長させるんだと思います。


数分後、ようやく先生登場。
頭に寝癖がついていたのを私は知っている。笑


「い、いきんでもいいですか?」


とっくに、いきんでるのに聞く。


「いいよいいよ、いきんでー」


と、あっさり了承を得る。


手すりと旦那の手を掴み、いきむ。


いきむときは、へその穴を覗きこむように顔を上げて、腹筋をするときそのもののポーズ。


※立てた膝のところまで、上体を持っていく腹筋は腰によろしくないので、いきみポーズの腹筋を普段やっていました。


やはり、痛すぎて唸るだけ。
叫ぶとか叫ばないとか、もはやそういう次元じゃない。
声が出ないくらいの衝撃。


後日、旦那が私のそのときの顔真似をしてました。
ひどかった~
ゴリラのようでした´-`)


痛みが去り、またもや助産師さんへ。


「すみません、あと何回ぐらいいきんだら出てきますか?」


「あと2回くらい!いきんだとき、頭見えてるから、あともうちょっと!!」


救われた。


あと2回。


この魔法の言葉に救われた。


あと2回頑張れば、この全てから解放される…!!


痛み→無→痛み→無


このローテーションが頭に浮かんで、あと少しと自分に言い聞かせる。


そしたら。


本当に2回いきんだら出てきました。


我が娘(*´`)


分娩室へ入り、30分で誕生。
MAXの痛みから、1時間経たずしての出産でした。


続く