「新しいことを始めた続かない。続けたいがつらい。いつもこうだ。私は意志が弱い。」と言う人と喋っていると、「やりたくないならやらなくていいじゃん」と思う。言うか言わないかはその時次第。カウンセリング中なら…言わない。か、遠回しに言う。コーチングであれば、間違い無く言う。
この手の話は、その人がやりたいことを見失っている時に出て来やすい。
ダイエットを例に取ってみよう。痩せるために毎朝走り、食事制限もしようとしていたが、2日で辞めてしまった。そして、意志の弱い自分自身を責め続けている…。という感じの人は結構いる。
この場合、「やり方がまずかった」か、「痩せる必要性が本人の中に無かった」かのどちらかが、このダイエットが続かなかった要因となる。後者が要因としては大きい。 必要性があれば、適切なやり方は自然と見付かる。現代には、インターネットという素晴らしいものがある。そういうのを眺めてみながら、「好きでもないが食べているもの」の中で太りやすい食べ物があったら食べるのをやめてみるとか、そういう工夫ができる。1時間インターネットに張り付けば、良いものは見付かる。現状で上手く行っていないのにも関わらず、それをめんどくさいと思うのであれば、別に痩せる必要は無い。というよりも、痩せるより先に重要なことがある。
何かに「飽きる」、何かが「続かない」ということは、「本当に楽しめることを探すチャンスを得た」ということも意味する。「辞める」ということをあらゆることにおいてできない、しない人は、特に意識をしなければ新たなことに出会いづらい。楽しいことを探すモチベーションがあまり無いから探そうともしないし、目の前にあっても見逃してしまう。そして、「楽しくもないけど続けていること」が続く。なかなか痩せられないのも、「楽しくもないけど続いていること」のせいかもしれない。なんとなくパソコンをいじっている時間で走るなり身体を動かすなりしていれば、おそらく痩せるわけ。もちろん、そう思ってなんとなく始めても、だいたいの場合続かない。理由は、きついから。楽しくないから。
「始めたことが続かない」人が真っ先にやるべきことは、「やりたいことを考えること」である。続かないということは、別にやりたくもないだろう。「それをしないと生きていけない」、「どうしてもやらないといけない」と言っている人もおかしな話で、必要なことは無意識にでもやる。証拠に、呼吸も心拍も無意識にやっている。他にも、無意識にやっている習慣はいくつでもある。「無意識にやっている習慣」の仲間入りができなかった時点で、別に必要でもない。「どうなっても自分自身の責任である」ということを踏まえて、スッパリ辞めてしまえばいい。そう意識した途端、やりたいことに変わるかもしれない。やりたくなったらやればいい。
例外として、医者に言われたことが続かない場合は、医者と相談するなりして対処していただきたい。それはやめてしまうと本当に死んでしまうかもしれない。
「何が起こっても自分の責任である」と意識して、行動を考えると、またやりたいことも変わるかもしれない。他人に流される人生からも離れられるかもしれない。その方が楽しいと思う。
