突然ですが、

海外に荷物を送ったことはありますか?

結論から言うと、

延べ4日かかる大仕事でした。


フランスからのスルーハイカーLちゃんが、

歩き終えた後で、

荷物の一部を実家に送り返そうとして、

大船渡の郵便局で丸一日がんばった末に、

時間切れギブアップ。


ダンボールを抱えたまま、

北上町の「こっこ屋」さんを再訪。

ヘルプ要請があり駆けつけました。



※写真は文章と無関係です。


英語の達者な、名取トレイルセンターの

Iさんを召喚して、3人で郵便局へ。

(Lちゃんにとって2度目の郵便局)


そこで、小包の内容物を、

全てリストアップして、

品目、個数、重量、金額をシステム入力し、

HSコードなるものも

入れなければならないと、

改めて説明されました。


※写真は文章と無関係で


一旦撤退して、箱の中から1つずつだして、

・シャツ

・靴下

・御守り

・絵葉書…

…永遠に続く書き出し作業に、半日。


翌日、リストを持って郵便局へ。

(Lちゃん3度目)


そこでEU加盟国、

特にフランス宛の荷物には、全品目に、

HSコードの入力が必須と言われる。


それが無いと、

最悪、廃棄処理の可能性があるんだとさ。


※写真は文章と…


思い出の品が廃棄なんて、

可哀想すぎる!


…システム入力するLちゃんの横で、

スマホでコードを調べる…


しかし該当するコードを探すのが大変!

品名がそもそも難しすぎて、

担当の職員さんと一緒に調べても、

わからないもの、続出…


閉店まで頑張って調べて、

結局、終わらず。

Lちゃん、明日出国なので、

私に荷物を託して去ることに…


※写真は文…


翌日、

空港に向かうLちゃんを駅まで送った後、

3たび郵便局へ。

コード不明の品目について、

税関に電話して問い合わせたり、

郵便局の内部でも職員さんが、

あちこち必死で問い合わせてくれて、

でも、あと1つのところで時間切れ…


※写真は…


翌日、再々再々挑戦。

最後の問題の品は、マグネット。

お土産屋さんによくある、

プラスチックの飾りがついた、

冷蔵庫とかに貼り付けるやつ。


磁石は計器に影響するからというわけか、

送付に制限があるらしく、

事務用品としてコード入力を勧められ、

それに該当するコードを、

税関に問い合わせて調べてもらい、

折り返し電話もらって、

やっとこさシステム入力完了。


伝票を印刷して貼り付けて、

発送手続き、完結。


※写…


無事、到着しますように。


担当してくれた局員さん、

手伝ってくれた、iさん、sさん、

こっこ屋さん、

本当にありがとうございました。


※…


しかし…

こんなに大変すぎる意味は…?


一般人にとって、

ハードルが高すぎるけれど、

貴重な体験でした。