私の好きな風景がありました。


JR芸備線の狩留家駅からほど近い、
柳瀬の吊橋です。

広島市北東部を流れる三篠川(みささがわ)にかかる歩行者用の橋で、
中郡古道(なかごおりこどう)として、数年前から広島市が推してる散歩道にあります。


これらはちょうど1年前、
NZから帰国したばかりの頃、父のオススメでサイクリングに来た時の写真です。

気に入ったので、この後母とウォーキングにも来たりしました。

ここから少し上流に向けて歩くと、三篠川を渡る橋から、芸備線の鉄橋が見えます。


鬱蒼と生い茂る緑の中、オレンジ色の1両編成の列車がのどかに走行していました。

あ〜、広島っていいな。
って思ったものです。


・・・あれから一年後。
これらの風景は、この度の豪雨の影響をもろに受けました。

吊橋の、今の姿がこちら。


ん?
よく分からんけど、何かおかしいぞ。

・・・と近づいて見ると、


うわぁ・・・マジか。


完全に、落ちとる。

父の情報では、ここは大丈夫だという噂でしたが、全然大丈夫じゃなかったんだ。

鉄橋の方は、報道されたので知ってました。
心の準備はできてたけど〜。


がーん・・・ほんまに無い。

改めて豪雨の猛威に驚きました。


橋桁が完全に折れたので、
再建の際は違う場所を通すのでは?と父は言ってました。

電車通学・通勤の人達がバスや自家用車を使用するため、道路の混雑がひどいそうです。

ちなみに、うちの実家は大丈夫だったのですが、町内の川沿いは浸水被害を受けたので、
うちの父も手伝いに駆り出されてます。

んな訳で、帰省ついでに私も微力ですが、
父にくっ付いて、手伝いに行きました。


ドヤ顔の爺さん(御年80歳)
明日もやるって。倒れるなよ。

思ったよりひどかったとは言え、うちの方は被害は少ない方です。
本当にひどい地区では、まだボランティアどころでは無い(自衛隊や警察の領分)状態でした。
だからというか、出来るところから片付けはじめようという雰囲気で、被害の大きかった地区からこちらへボランティアに来て下さってる方々もいらっしゃいました。
頭が下がります。
一刻も早く生活が落ち着きますように。