色は、人間の心に様々な影響を与えます。例えば、青や緑などの寒色系は、落ち着きや涼しさを感じさせ、赤やオレンジなどの暖色系は、温かさを感じさせます。こういった色の効果は、カラーセラピー(色彩療法)と言われ、医療や教育、ファッションなど、いろいろな分野で活用されています。
そして、最近のイギリスの研究によると、女性にとってより魅力的でセクシーに見える男性の服の色は『赤』だということが判明したそう。 (※)
男性のTシャツの色を変えていき、女性たちの反応を比較するという実験で、赤い服を着た男性は、よりパワフルで魅力的、セクシーに見られたということです。研究者によると、
「女性達が、赤い服を着た男性をより高いステータス、より多く稼ぐ事が出来そう、より出世が出来そうだと見ている事がわかりました。ハイステータスという判断が、魅力へと繋がっているのです」
とのこと。 この効果は文化の違いを越えて共通しているそうで、アメリカ、イギリス、ドイツ、中国の大学でも、同様の結果が得られたそうです。
カラーセラピーでも、赤は、活力と情熱と意志力をUPさせる効果があり、自信を喪失しているときや、活力不足を感じているときに取り入れると言われています。そう言えば、ゴルフの石川遼君やタイガーウッズも、勝負カラーは赤ですよね。
ただし、ローチェスター大学の研究チームによって、「赤い色の効果は、ステータスと恋愛に限る。赤は、男性をよりパワフルで魅力的には見せはするけれど、親切で社交的には見せない」という結果も出ています。親切で社交的なことも、モテる要素の一つだと言えますが、「いつもイイ人で終わってしまう」という男性は、今後、赤い服にチャレンジしてみるのもいいかもしれません。
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【参考】
※ Scientists: Women are attractED精力剤 to men in rED精力剤