お話★サンタクロースのプレゼント 上
12月の、ある日のことでした。
白ちゃんのお母さんの、ホワイトちゃんに呼ばれて、白ちゃん達6クマは、車に乗りました。
クッキーちゃんも乗りました。
目的地は、白ちゃんの家から20キロほど離れた所にある、別荘でした。
「みんな、この家は、私の従兄弟の息子さんの別荘よ。毎年、クリスマスに友達や彼女と来てるっていうんだけど、今年は仕事が忙しくて行けないみたいなの。だから、今年は私達で使っていいっていうから、26日ぐらいまでここに泊まらせてもらうわよ。しろとサクラのお友達も、泊まっていいわよ
」
ホワイトちゃんがこう言うと、みんなは喜びました。
「やったー
」
「ありがとうございます」
「早速、中を探検しよう」



7クマは、相談して自分の部屋を決めました。
1階は白ちゃんとサクラちゃんとハッピーちゃんで、空いた部屋をクッキーちゃんの部屋にして、白ちゃんとサクラちゃんは廊下で向かい合っている部屋になりました。
そして、2階はプワちゃんとラッキーちゃんとキララちゃんの部屋にしました。
自分の部屋を決め終わって荷物も全て置くと、白ちゃんとサクラちゃんは、白ちゃんの部屋で遊びました。
「あっ、そういえばクリスマスに欲しい物、まだ決めてなかったね」
「そうだね。決めようか」
「しろ、可愛いメモ帳持って来たよ
」
「じゃあ、これに欲しい物を書こう」
白ちゃんは、メモ帳を一枚、ぺりぺりと取りました。
2クマは、一枚のメモに欲しい物を書きました。
「しろ、ビーズの首飾りとか欲しいなぁ
」
「サクラは、う〰〰〰〰ん、くまのぬいぐるみ
」
「あとー、ミニベアちゃんのポーチも欲しい
ああ、お菓子詰め合わせパックも欲しい〰」
「もう、おねーちゃんは食いしん坊な欲張りだねえ」
そして結局、欲しいものは、白ちゃんはお菓子詰め合わせとビーズの首飾り、サクラちゃんはくまのぬいぐるみに決まりました。
一方、キララちゃんとプワちゃんも、2クマで集まって、何か遊んでいました。
「キララちゃん、サンタさんになにもらうのプワ
」
「カエルの絵本が欲しいんだぁ、この前、本屋で見つけたんだけど、お金なくて買えなかったの
」
「それは災難プワ。もらえるといいね
プワ。プワちゃんは、お魚のフィギアが欲しいプワ。さっき水族館に行ったとき、クジラのフィギアを買ったけど、ドチザメのフィギアも欲しいのプワ」
「さ、さっき・・・・・・
」
「プワ。プワちゃんは、毎日水族館に行っているのプワ。」
「・・・・・・へえ、ねぇそれより、サンタさんって、ほんとにいるのかなぁ
」
「いるプワよ
去年も、サンタさんにプレゼントもらったじゃんプワ。」
「でもさぁ、一人で世界中を回ってプレゼント渡すなんて、無理でしょ。それも一晩で」
「プゥワ。じゃあ、ワールドブックルームに、調べに行くプワ。」
その別荘には、小さめの図書室がありました。別荘の持ち主は、大の読書家だったので、自分の別荘にも図書室をつくってしまったのです。
その図書室には、本が500冊ほどあり、大きな地球儀もあり、国の位置などを調べることもできました。
キララちゃんが、クリスマスについての本を探していました。
「あっ、あった
『サンタクロースの一年』っていう本、何か書いてありそうだよ。」
「ほぉプワ。じゃあ、それに書いてある、必要そうな文を読み上げてプワ。」
隣に座っていたプワちゃんが言いました。
キララちゃんは、ページをぺらぺらめくりました。
「うん。えーっと、『サンタクロースは、北ヨーロッパに住んでいる。』」
そう言って、またページをめくりました。
プワちゃんは、地球儀を回して言いました。
「プワ。グリーンランドは、ここプワ。」
「『子供達は、一晩で世界中を回るなんて、とても不可能と考えるだろう。サンタクロースは、大きな振子時計を持っている。そしてイヴの夜、振子の動作が遅くなるのだ。そして、ニッセと呼ばれるサンタのお手伝いに、プレゼント配りを手伝って貰う。』」
「キララちゃんプワ。ありがとうプワ。これで、サンタさんが本当にいるか、わかったプワ。そうだプワ
プワちゃん、サンタさんの姿を見てみたいプワ。24日の夜、ずっと起きてる、ってのはどうプワ
」
「いいねー
」
2クマは、みんなに伝えに行きました。
ハッピーちゃんは、一眼レフをきれいなガーゼで磨いていました。
「ハッピーちゃーんプワ」
「なに、プワちゃん
」
「プワちゃん達は、クリスマスイブの夜ずっと起きてて、サンタさんの正体を暴くことにしたプワ。ハッピーちゃんも、一緒にどうプワ
」
「あ、暴くって・・・・・・・・・ぼくはやめとくよ」
「そうプワ。残念プワ
」
「サクラ、やりたいな
」
「そう
じゃ、正体が見えたら、翌朝キララかプワちゃんに言ってね」
「うん」
そして、プワちゃんが誘ったクマ(
、
)は全員断り、キララちゃんが誘った白ちゃん、サクラちゃんは、ずっと起きていてサンタさんを見ることになりました。
ところが次の日。
キララちゃんは、また「ワールドブックルーム」に行って、『サンタクロースの一年』読みました。
「『プレゼントが欲しい子は、早く寝床に入るのが一番であろう』・・・・・・
キララ、プレゼント欲しいよ
やっぱり、ずっと起きてるのやめよっと」
このことを全員に話すと、みんな24日の夜は早寝する、と言いました。









そしていよいよクリスマスイブの午後7時。聖夜にぴったりな、美しい夜空でした。
「サンタさんとトナカイさん、世界中を回るから、お腹ぺこぺこなんじゃないかなー
」
食いしん坊の白ちゃんが言いました。
「サンタさんとトナカイのために、食べ物を用意してあげたら
」
「お姉ちゃーん、なんか材料残ってないー
」
キッチンでホワイトちゃんと料理を手伝っているラッキーちゃんが大きめな声で言いました。
「ショコラブレッド二切れとニンジン、あとココアの粉と、ブルーベリージャムが一個残ってるわ
」
「ラッキーちゃん、残ってる材料、ちょうだい
」
ラッキーちゃんは、ほいと渡しました。
「サンタさんにあげるの
」
「うん」
サクラちゃんはそう言って、ココアの粉を牛乳で溶いてスプーンでかきまぜ、赤いトレイを持ってきました。その上にココアと、ショコラブレッドと、ニンジンを乗っけました。
「サンタさん、食べてくれるといいねー
」
パチ
キララちゃんが、照明をつけました。
「カンパーイ
」
みんなはシャンメリーの入ったグラスでカンパイしました。
「はいみんな注目っ」
ハッピーちゃんは叫びました。
「プワちゃんと、」
「ぼくは
スペインの踊り、フラメンコを踊ります。頑張るので、見ていてください
」
パチパチパチパチパチパチパチパチ
キララちゃんが、フラメンコの音楽をつけました。
プワちゃんが、ハッピーちゃんの手を取りました。
ハッピーちゃんは、プワちゃんのしっぽが浮いている間に、右足を踏み入れました。
情熱的な音楽が響き渡ります。
そして手を繋ぎ、くるりと回って・・・
「オーレ
」
パチパチパチパチパチパチパチパチ
「すんっっっごく、よかったよ
」
プワちゃんは、まだ拍手をしていました。
「グラシアス
(ありがとう)」
「ハッピー、フラメンコの練習なんかしてたのね。プワちゃんも、よかったわ」
「グラシアスプワ」
「サクラ、ピザ食べよ〰〰っと」
「お取り寄せスイーツショップ『Candy sweet』のプリンパフェ、ほんっとおいしいわ〰」
キララちゃんは、ひっそり思いました。
(ラッキーちゃん、この前もプリンパフェ食べてたような・・・)
「シャンメリーおかわりー
」
「はい、今注ぐわ。しろ、将来、酒飲みにでもなるんじゃないかしら」
パーティーは、9時に終わりました。
サクラちゃんは、お風呂に入ってすぐ寝ましたが、白ちゃんは、まだ眠くありませんでした。
白ちゃんは、自分のブログで、『メリークリスマス』という記事を書きました。
『ブログを投稿する』ボタンをクリックすると、鈴の音のような音が聞こえてきました。
シャンシャンシャンシャンシャンシャンシャンシャン
(これはきっと、トナカイさんの鈴の音だ。サンタさんが来たんだ
ベッドに入ろう)
メリ――――クリスマース!!
走れそりよ 風のように 雪の中を 軽く早く・・・・・・
サンタクロースの、元気な歌声が聞こえてきました。
すると、不思議と白ちゃんは眠りにつくのでした。
(下に続きます)
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白ちゃんのお母さんの、ホワイトちゃんに呼ばれて、白ちゃん達6クマは、車に乗りました。
クッキーちゃんも乗りました。
目的地は、白ちゃんの家から20キロほど離れた所にある、別荘でした。
「みんな、この家は、私の従兄弟の息子さんの別荘よ。毎年、クリスマスに友達や彼女と来てるっていうんだけど、今年は仕事が忙しくて行けないみたいなの。だから、今年は私達で使っていいっていうから、26日ぐらいまでここに泊まらせてもらうわよ。しろとサクラのお友達も、泊まっていいわよ
ホワイトちゃんがこう言うと、みんなは喜びました。
「やったー
「ありがとうございます」
「早速、中を探検しよう」


7クマは、相談して自分の部屋を決めました。
1階は白ちゃんとサクラちゃんとハッピーちゃんで、空いた部屋をクッキーちゃんの部屋にして、白ちゃんとサクラちゃんは廊下で向かい合っている部屋になりました。
そして、2階はプワちゃんとラッキーちゃんとキララちゃんの部屋にしました。
自分の部屋を決め終わって荷物も全て置くと、白ちゃんとサクラちゃんは、白ちゃんの部屋で遊びました。
「あっ、そういえばクリスマスに欲しい物、まだ決めてなかったね」
「そうだね。決めようか」
「しろ、可愛いメモ帳持って来たよ
「じゃあ、これに欲しい物を書こう」白ちゃんは、メモ帳を一枚、ぺりぺりと取りました。
2クマは、一枚のメモに欲しい物を書きました。
「しろ、ビーズの首飾りとか欲しいなぁ
「サクラは、う〰〰〰〰ん、くまのぬいぐるみ
「あとー、ミニベアちゃんのポーチも欲しいああ、お菓子詰め合わせパックも欲しい〰」
「もう、おねーちゃんは食いしん坊な欲張りだねえ」
そして結局、欲しいものは、白ちゃんはお菓子詰め合わせとビーズの首飾り、サクラちゃんはくまのぬいぐるみに決まりました。
一方、キララちゃんとプワちゃんも、2クマで集まって、何か遊んでいました。
「キララちゃん、サンタさんになにもらうのプワ
「カエルの絵本が欲しいんだぁ、この前、本屋で見つけたんだけど、お金なくて買えなかったの
「それは災難プワ。もらえるといいね
「さ、さっき・・・・・・
「プワ。プワちゃんは、毎日水族館に行っているのプワ。」
「・・・・・・へえ、ねぇそれより、サンタさんって、ほんとにいるのかなぁ
「いるプワよ
「でもさぁ、一人で世界中を回ってプレゼント渡すなんて、無理でしょ。それも一晩で」
「プゥワ。じゃあ、ワールドブックルームに、調べに行くプワ。」その別荘には、小さめの図書室がありました。別荘の持ち主は、大の読書家だったので、自分の別荘にも図書室をつくってしまったのです。
その図書室には、本が500冊ほどあり、大きな地球儀もあり、国の位置などを調べることもできました。
キララちゃんが、クリスマスについての本を探していました。
「あっ、あった
「ほぉプワ。じゃあ、それに書いてある、必要そうな文を読み上げてプワ。」隣に座っていたプワちゃんが言いました。
キララちゃんは、ページをぺらぺらめくりました。
「うん。えーっと、『サンタクロースは、北ヨーロッパに住んでいる。』」そう言って、またページをめくりました。
プワちゃんは、地球儀を回して言いました。
「プワ。グリーンランドは、ここプワ。」
「『子供達は、一晩で世界中を回るなんて、とても不可能と考えるだろう。サンタクロースは、大きな振子時計を持っている。そしてイヴの夜、振子の動作が遅くなるのだ。そして、ニッセと呼ばれるサンタのお手伝いに、プレゼント配りを手伝って貰う。』」
「キララちゃんプワ。ありがとうプワ。これで、サンタさんが本当にいるか、わかったプワ。そうだプワ
「いいねー2クマは、みんなに伝えに行きました。
ハッピーちゃんは、一眼レフをきれいなガーゼで磨いていました。
「ハッピーちゃーんプワ」
「なに、プワちゃん
「プワちゃん達は、クリスマスイブの夜ずっと起きてて、サンタさんの正体を暴くことにしたプワ。ハッピーちゃんも、一緒にどうプワ
「あ、暴くって・・・・・・・・・ぼくはやめとくよ」
「そうプワ。残念プワ
「サクラ、やりたいな
「そう
「うん」そして、プワちゃんが誘ったクマ(
、
)は全員断り、キララちゃんが誘った白ちゃん、サクラちゃんは、ずっと起きていてサンタさんを見ることになりました。ところが次の日。
キララちゃんは、また「ワールドブックルーム」に行って、『サンタクロースの一年』読みました。
「『プレゼントが欲しい子は、早く寝床に入るのが一番であろう』・・・・・・キララ、プレゼント欲しいよ
このことを全員に話すと、みんな24日の夜は早寝する、と言いました。









そしていよいよクリスマスイブの午後7時。聖夜にぴったりな、美しい夜空でした。
「サンタさんとトナカイさん、世界中を回るから、お腹ぺこぺこなんじゃないかなー食いしん坊の白ちゃんが言いました。
「サンタさんとトナカイのために、食べ物を用意してあげたら
「お姉ちゃーん、なんか材料残ってないーキッチンでホワイトちゃんと料理を手伝っているラッキーちゃんが大きめな声で言いました。
「ショコラブレッド二切れとニンジン、あとココアの粉と、ブルーベリージャムが一個残ってるわ
「ラッキーちゃん、残ってる材料、ちょうだいラッキーちゃんは、ほいと渡しました。
「サンタさんにあげるの
「うん」サクラちゃんはそう言って、ココアの粉を牛乳で溶いてスプーンでかきまぜ、赤いトレイを持ってきました。その上にココアと、ショコラブレッドと、ニンジンを乗っけました。
「サンタさん、食べてくれるといいねー
パチ
キララちゃんが、照明をつけました。
「カンパーイみんなはシャンメリーの入ったグラスでカンパイしました。
「はいみんな注目っ」ハッピーちゃんは叫びました。
「プワちゃんと、」
「ぼくはパチパチパチパチパチパチパチパチ

キララちゃんが、フラメンコの音楽をつけました。
プワちゃんが、ハッピーちゃんの手を取りました。
ハッピーちゃんは、プワちゃんのしっぽが浮いている間に、右足を踏み入れました。
情熱的な音楽が響き渡ります。
そして手を繋ぎ、くるりと回って・・・
「オーレパチパチパチパチパチパチパチパチ

「すんっっっごく、よかったよプワちゃんは、まだ拍手をしていました。
「グラシアス
「ハッピー、フラメンコの練習なんかしてたのね。プワちゃんも、よかったわ」
「グラシアスプワ」
「サクラ、ピザ食べよ〰〰っと」
「お取り寄せスイーツショップ『Candy sweet』のプリンパフェ、ほんっとおいしいわ〰」キララちゃんは、ひっそり思いました。
(ラッキーちゃん、この前もプリンパフェ食べてたような・・・)
「シャンメリーおかわりー
」
「はい、今注ぐわ。しろ、将来、酒飲みにでもなるんじゃないかしら」パーティーは、9時に終わりました。
サクラちゃんは、お風呂に入ってすぐ寝ましたが、白ちゃんは、まだ眠くありませんでした。
白ちゃんは、自分のブログで、『メリークリスマス』という記事を書きました。
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シャンシャンシャンシャンシャンシャンシャンシャン
(これはきっと、トナカイさんの鈴の音だ。サンタさんが来たんだメリ――――クリスマース!!
走れそりよ 風のように 雪の中を 軽く早く・・・・・・
サンタクロースの、元気な歌声が聞こえてきました。
すると、不思議と白ちゃんは眠りにつくのでした。
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