前の家 | 日々

日々

気まぐれの呟き

季節がらか、有り難いことに商売繁盛で休みが殆どないからか、調子がいまいちで、休みはぐだぐだするものの、

前は家にいるときはチャージできたけれど、

去年越してきた今の部屋は私にはモダン過ぎて、

ただの鉄骨のアパートなのだけど、密閉性強いからあたたかくて体は楽なのに、何故か部屋にいてもチャージ不足を感じる~好きなものをたくさん沢山手放したからか、前の家が恋しくなるのでした。



前の家が性にあっていたみたいで何だかんだ、10年住んでいた。

私が生まれる前からあったそうで、

木造だけど、壁はトタンで、隙間もたくさんあって、畳やコンセントの隙間から蟻出てきて、その都度、ボンドで隙間埋めたり。

この1~2畳ほどの庭はひっ越す前に木を切ったけれど、うっかり植えたタラの木がいつもぼうぼうで、こんもりとしていた。写真上半分が全て見えないほどに。

室外機の手前に、亀脱走防止の衣装ケース置いてこちらがわの道路に出てこれないようにして、(プラスチックで滑って登れないうえにお手軽だった)自由に歩いてもらっていた。



こんなに広かったのかと、ようやく知った引っ越しの日。

写真の一番、奥には板の間の台所。
そこには、学校の机と椅子を置いて(それも無料でもらった)、でっかい絵を飾って、カフェのようにしたりウインク写真とっておけば良かったな。

この右にも手前にもこんな4畳半があって

ここには、壁と床と本だらけな時期もあった。その床におかれた本の隙間から、10cm以上のムカデ出てきたりびっくり

上の部屋ぜーーーんぶに、気に入っている本や写真集、漫画、好きな雑貨とか、Legoとか、プラレールとか、ぬいぐるみやオルゴールや、着られないけれど見た目が気に入った服とかそこいらじゅうにあって照れ


家の前の道路は、私道で行き止まり

向かいの壁ぎわは近所の人が、何かしら植えていて、玄関前のブロック壁には、勝手に根付いたほたる草が咲いていたり、

気分で、たまに部屋を放浪して、好きな場所で寝て、4畳半で昼寝していると、隣の毎月数回来るお孫さんが、ようせいさーーーーん、ってこのほたる草に呼び掛けていて、
うるさいよって思いながらも、はーーーーいって返事しようか、したらどうなるか想像しながら、また、寝たり。

でも、どれもどれも大好きなものしかおいていなくて、それに囲まれて、毎日寝る前、好きなものしかない部屋で幸せ~って、うきうきしながら寝ていた。


という、前の家、自慢?でした。


さぁ、行ってきます。