創元推理文庫推しの私。
海外の小説は文庫化されていても1000円以上することが多いので、図書館で予約して順番が巡ってくるのを辛抱強く待つのがもっぱらです。
人気作品とは言っても国内の小説家よりは待ち時間が短いので。
本作はこれまでの自由研究シリーズとは別の物語ですが、変わらず高校生が主人公です。
途中冗長さを感じて飽きてきた部分もありましたが、後半のたたみかけるような展開やサスペンス感によって結局いつものように一気に読み進めてしまいました。
さすがホリー・ジャクソンです。
高校生が主人公ですのでどの立場に感情移入するのかによっても感じ方が違うと思います。
私は、実母の病気が最近判明し、これからのことや子供時代のことなど母との関係に想いを巡らすことが増えていたため、本書における母と主人公の関係性に涙が止まりませんでした。
謎解きだけが推理小説の真髄ではないということを思い出させてくれます。
