峯伴不譁朝来
峯伴不譁朝来 (苕渓士巻)
【参考】
「独り時間にはじまる」
十年ほど前、ノンフィクション作家の吉岡忍さんが新聞コラムで
大人は仕事や家事を、子どもは学校を忘れられる何日間かがやってきた。この間こそ自分は「独り」になりたい。テレビを.消し新聞や週刊誌も読まずパソコンのニュースもオフにし、仕事の知り合いにも会わず、ひたすら「独り」でいたい一と。
考えてみれば我々は異様な世に暮らしている。どこへ行っても景気の話、政治のごたごた、スポーツの話題、皆が同じことを同じ口調で話している。どれも大事な、考えるべきことに違いないが、我々の頭は週刊誌の目次ではない、ニュースの電光掲示板でもないと。
吉岡さんはある中学生の家庭内暴力事件を調べていて、夏休みの間だけその暴力がとまっていた事実に行き当たります。
学校へ行って、人と同じように勉強することを皆当然と思っているが、本当にそうか。学校が強制的に子どもを駆り立て、「独り」にしてくれない場になっていることを、自分は深刻に考えたい一と。
(讀賣新聞8/24 編集委員 芥川嘉好)
琴酒相寿
琴酒相寿 : 琴を弾き、酒を酌み交わして相寿(ことほ)ぐ
競書雑誌「書聖」 2013_8 P01 梅原清山書参照
【参考】
斎藤書道塾 : 北海道滝川市在住の書道家・斎藤露石の芸術書道作品HP 紹介
すばらしい作品が掲載されています