住教育の必要性


住むことは、人と人、人ともの・こと、人と空間、人と環境など、さまざまな関わりの中で成り立っています。住教育では、そういった関わりを学び、考え、実践することで、社会の中で多様な価値観と出会いながら、自らの住生活を創造し、夢や希望を実現していく力をつけることだと思います。

 

必要な時に必要な住教育を


また、住教育はステップごとに学んでいくことがいいと考えます。当団体では、小学生(親子で住まいについて学びます)。社会人教育では、結婚時、子どもが生まれる時、間も無く定年退職を迎える時期に住宅購入や、リフォームをする際に必要となるライフスタイルとライフプランに合わせたどの建築会社にも依存しない公正な立場での学びを提供するために今年一般社団法人住教育推進機構ができました。

 

民間企業の集合体で社会公共性があり地域のニーズに合わせることができる団体です。


この中で私も事務局として、また住教育運営委員会のメンバーとして活動しており、住教育のためのテキストも執筆しています。

 

住教育のためのテキストは、

 

小学生と保護者向け「親子で学ぶ住教育」

新築予定者向け「住まいを考え始めたら住教育」

リフォーム予定者向け「住まいを次の世代へ継ぐ為の住教育」の現在3冊。

 

親子向けの冊子は57ページ。左ページに小学三年生程度を対象した文章と塗り絵、右ページに保護者向けコンテンツを見開きで掲載。親子で楽しみながら自宅で学ぶことができます。また、住まいだけでなく、地域の空き家問題や、町の活性化、食育なども掲載しています。 ひとつの企業ではなく業界全体で取り組んでいるので偏りのない情報の提供提供です。

 

地域に根付いた住教育の推進

 

今月は住生活月間です。国土交通省の住生活基本計画では若年・子育て世帯や高齢者が安心できる住生活の実現、既存住宅の流通と空き家の利用促進、住生活産業の活性化などを地域のニーズに合わせ、三世帯同居の推進、空き家を含めた民間賃貸住宅などの活用によるセーフティネット、慣習を踏まえた高齢者のための住宅ガイドラインの策定などを支援するための活動を愛媛でもしていきます。