平成28年度のサステナブル先導事業(気候風土適応型)の募集要項が8月2日に発表されています。

 

「サステナブル」とは、地球環境を保全しつつ持続可能であるさま。

 

つまり長持ちする循環できる素材を用いた住まいのコト

 

これは、地域の気候風土に応じた木造住宅の建築技術・工夫による低炭素化に係る先導的な技術の普及啓発に寄与するリーディングプロジェクトを広く民間等から提案を募り、支援を行う事により総合的な観点からサステナブルな社会の形成を図ることを目的に具体的にどのような住まいが地域の気候風土にあっているものかを評価する制度です。

 

つまり、古民家と同じような考え方をした新築を推し進めていくという事業です。

 

この事業では、地域の気候風土に応じた木造住宅の建築技術を応用しつつも、省エネルギー化の工夫や現行基準での評価が難しい環境負荷低減対策等を図ることにより、長期優良住宅又は認定低炭素住宅と同程度に良質なモデル的木造住宅を実現する事業計画(プロジェクト)の提案を公募し、そのうち上記の目的に適う優れた事業提案に対し、予算の範囲内において、国が当該事業の実施に要する費用の一部を補助してくれます。

8月2日に発表された補助内容によると、採択住宅の建設費用の「掛かり増し費用相当額」、つまり通常の工事と地域気候風土適応型にした場合の差額の半額のうちの国土交通省が認める費用が補助されます。上限は工事費の10%か100万円です。

 

募集期間は第1回が9月15日まで、第2回が11月15日まで、第3回が来年1月29日を予定しているそうです。

 

昨日から第4回再築大賞の応募受付を開始致しました。今回は審査や日程の変更はもとより、新たな部門として「サステナブル建築提案部門賞」という部門を創設致します。この部門は、国土交通省が推進する「サステナブル建築物等先導事業(気候風土適応型)」に適応する提案案件を対象としたもので、気候風土に応じた木造建築技術の継承発展・低炭素社会の実現に向け実施するものです。是非チャレンジ下さい。

 

従来の古民家再築部門、新民家部門ももちろん募集中です。

 

再築大賞
http://www.saichiku.com