たちあがれ日本!未来の子どもたちに何を残す!?「食育」×「住育」復興支援講演会開催

持続可能な循環型建築社会を日本のスタンダードにする事を目的とし昨年2月に発足した全国組織、グリーン建築推進協議会(東京都新宿区 会長 佐々木 邦男)は平成23年3月11日に発生した東日本大震災の復興を願い全国2カ所(7月21日 栃木県宇都宮市、9月16日 静岡県静岡市)にて復興支援講演会「食育」×「住育」~未来の子どもたちに何を残す!?~を開催致します。

 今回の復興支援講演会では、「住育」に加え「衣・食・住」というように、住と深く関わりの有る「食」(食育)をテーマとし、「住育」として良質な地元の木材の再利用促進による、循環型建築・持続可能な社会の推進について、「食育」として、福島県天栄村における米の放射性物質削減の取組みについて福島県天栄村産業振興課より吉成課長をお招きし講演頂きます。

 昨年3月11日に発生した東日本大震災は未だなお、爪痕を残し、心の傷が癒えることはありません。そして見えない敵である「放射能」。福島県の隣である栃木県にも大きな被害や影響を受けています。現在、当協議会では住まいに関わる者として「住育」という考え方を推進しています。「住育」とは、日本の住まいに関する歴史の中から重要とされるものを継承し、その中には家族間のコミュニケーションも含まれます。沢山ある日本の美味しい食べ物、地産地消で地域の活性化、住みたいと言ってもらえる魅力ある環境、地元の材料を使いたいという声・・・。

改めて考える必要があると思います。未来の子どもたちに“今”私たちは何が出来るのか!?多くの方に、その目で、その心で聞いて頂きたいと思っております。

この取組みが東日本大震災にて被害に遭われた方々にとって、僅かでも支援になれば幸いです。また、将来子どもたちにとって良い活動となれば幸いです。

<栃木県宇都宮会場>
日時:平成24年7月21日(土)13:30から16:00
会場:コンセーレ アイリスホール(栃木県宇都宮市駒生1丁目1-6)
入場料:無料 定員:100名 (※要事前申込)
主催:一般社団法人栃木県古民家再生協会、グリーン建築推進協議会
共催:福島県天栄村産業振興課
協賛:株式会社桜映画社
後援:栃木県、宇都宮市、NHK宇都宮放送局、株式会社下野新聞社、エフエム栃木、株式会社と
   ちぎテレビ

<静岡県静岡会場>
日時:平成24年9月16日(土)13:30から16:00
会場:静岡県総合福祉会館シズウェル(静岡県静岡市葵区駿府町1-70)
入場料:無料 定員:150名 (※要事前申込)
主催:一般社団法人静岡県古民家再生協会
共催:福島県天栄村産業振興課、グリーン建築推進協議会、一般社団法人静岡県伝統資財再生機構
協賛:株式会社桜映画社
後援:静岡県、静岡市、NHK静岡放送局、静岡新聞社、SBS静岡放送、テレビ静岡、静岡朝日伊
   テレビ、静岡第一テレビ、K-MIX  (後援予定)


【講演者紹介】
・ 吉成 邦市 福島県天栄村役場産業振興課 課長
昭和34年福島県生まれ。現在、福島県天栄村役場産業振興課にて勤務。天栄村の米を復活させるべく、放射能汚染0(ぜろ)に向け様々な取組みをおこなっている。

・ 井上 幸一 グリーン建築推進協議会 直前会長
昭和37年愛媛県生まれ。建築資材の使い捨てに対して疑問を持ち平成14年に古材流通事業に着手する。現在、日本最大の古材流通ネットワークを確立し、グリーン建築の家を始めとする「未来の子どもたちの為に」住宅業界に新風を吹き込もうとしている。