米格付け会社のムーディーズ・インベスターズ・サービスが日本国債の格付けを「Aa2」から1段階引き下げて「Aa3」とした。最上位は「Aaa」(トリプルA)で、Aa3は上から4番目になる。中国や台湾と同じになった。

 理由は、多額の財政赤字にもかかわらず、経済成長率が低いために緊縮財政が取りづらいことがある。そのため、赤字がさらに増えていくのが避けられない。

 東日本大震災の復旧・復興事業も急務である。政府は国と地方を合わせて、5年間で19兆円程度、10年間で23兆円程度は少なくとも必要だと試算している。

 政府の直近の中長期見通しでは、2015年度までに消費税を段階的に10%に引き上げても、なお赤字体質からの脱出は難しいとする。財政再建は言われなくても分かっていると政府は言いたげだ。

 支出が膨らんでいる主因は、高齢者の増加とともに医療・介護・年金などの社会保障費が増大していることである。

 格下げの理由にムーディーズは政策の継続性の欠如も挙げた。過去5年間の頻繁な首相交代が、長期的な経済・財政戦略の実施を妨げてきたという。政権交代を挟んで政治は安定するどころか、揺らぎが大きくなっているように見える。

 そんな中で増税や歳出削減など国民に不人気な政策ができるのか。政府・与党の覚悟が問われているといっていい。

=2011/08/26付 西日本新聞朝刊=


歴代政権の在職日数比較

小泉(1980)、橋本(932)、小渕(616)、村山(561)、管(445※)、森(387)、安倍(366)、福田(365)、麻生(358)、鳩山(266)、細川(263)、羽田(64)   ※8月26日現在

=2011/08/27付 朝日新聞朝刊=

ソニー、ホンダ、任天堂は東日本震災直後より株が暴落した大企業とのこと。(週刊文春2011年8月25日号)



7267 ホンダ
6758‎ソニー
9503 関西電力
7974 任天堂


見たいテレビ番組が最近、少なくなった(愚痴)



NHKの科学番組のドキュメンタリーは質が高くてよく見ているが、次の番組は最後の方がちょっと不満だった。

番組名は、NHKスペシャル「あなたの寿命は延ばせる~発見!長寿遺伝子~」(2011年6月放送)で、内容は以下の通り。

老化を遅らせ、寿命を延ばす遺伝子が見つかった。「サーチュイン遺伝子」というその遺伝子は、特別な人でなくても、誰もが持っている。うまく働かせられれば、平均寿命は100歳を超える。衝撃の発見の詳細を、萩本欽一さんの案内で分かりやすくお伝えする。
サーチュイン遺伝子は最初に酵母で見つかり、その後、ハエ、ネズミ、サル、ヒト、と、地球上のほとんどの生物が持っていることが分かった。動物実験では、サーチュイン遺伝子の働きを強めることによって、寿命が20~30%延びることが確認された。
「ミトコンドリアが出す活性酸素」「免疫細胞の暴走」など、老化をもたらす具体的な要因が最新の研究で分かって来ている。サーチュイン遺伝子がONになると、指揮者のように働いて、100近くの老化要因を抑える。その結果、肌、血管、脳など様々な器官が若く保たれ、寿命が延びるのだと考えられている。
この遺伝子、万人が持っているが、普段は眠っていて働かない。しかし、働かせる簡単な方法も分かった。さらにはサーチュイン遺伝子の機能を高める“長寿薬”も開発途上にある。果たして、人間の寿命はどこまで延びるのか?最新科学の成果を追う。(http://www.nhk.or.jp/special/onair/110612.html

かいつまんで長寿の方法を紹介すると、カロリー制限するか、“長寿薬”を飲むかということで、前者はいわゆる腹八分目にするということで、番組ではエネルギー量2650kcalの成人男子の場合1990kcalにすると「サーチュイン遺伝子」が働くようになったとのことでした。ただし、栄養士のバランス計算した食事が必要とのこと。またお年寄りには栄養不足になることもあるので要注意とのこと。
“長寿薬”は、レスベラトロール(Resveratrol)と呼ばれるもので認知症、糖尿病、高血圧、動脈硬化など老化が原因で起こる多くの病気の予防薬や治療薬としても期待されているとのこと。アメリカでは100種類以上のサプリメントが一月分2000~3000円で売られているとのことである。

この番組で不満だったことは、この寿命を延ばすこの薬がいつ頃から手に入るようになるかが不明だったことと、平均寿命が100歳を超たときの社会に与える問題のほりさげが不十分だったことでしょうか。

東日本の震災とは直接関係ないかもしれないけれど、最近、生命保険やガン保険、健康食品のテレビコマーシャルがやたら目に付くようになってきました。


60~65歳の人口に占めるが割合が最も多いので、この世代を狙ったコマーシャルが多くなるのは仕方がないけれど、もう少し夢のあるようなコマーシャルが見たいですね。


エリマキトカゲの走っていたソニーの(大昔の)コマーシャルとか、猫の出てくるシャープのコマーシャルなど見ていて楽しいコマーシャルが見たいですね。


昔のコマーシャルは、子供と動物と美人の三つが最もヒットするコマーシャルといわれてきたけれども、今は、不安や心配をあおるコマーシャルの多いという現実でテレビがさらに面白くなくなってきて残念ですね。


※CMは限られた秒数内で企業や商品のイメージ、購買意欲などをそそるような効果を目的として制作され、広告宣伝業界では「3B」(Beauty、Beast、Baby。美(もしくは美女)・野獣(動物)・幼児(乳児)。)を用いることが伝統的な手法として定着している。これら「3B」は、人間が漠然と物を見ているときにも目に留まりやすい心理効果を狙った事物であり、テレビ・ラジオ等のCM以外にも広告宣伝全般で応用されている。(ウィキペディア)




最近、寝起きにHNKのラジオを聞いています。
早いときは5時から。
でも、「うとうと」しているときに突然、ラジオ体操が入ります。
たしか前は(かなり以前は?)、朝のラジオ体操はNHK第2だったと思うのですが・・・・

朝のまどろみを楽しみたい小生にとっては、朝6時半からのラジオ体操はNHK第2に移して欲しいな。

最近のテレビ番組は


・芸人の楽屋(裏)話

・韓流ドラマ

・番組の宣伝

・通販(テレビショッピング)


などが多くて、見たい番組がひとつもないとの週刊誌の記事が載っていました(ポスト 2011年8月19/26日号「テレビよさらば」)


「水戸黄門」や「渡る世間は鬼ばかりも」も今年の秋で終わりとか。


ドラマをそんなに見たいとは思わないが、「不毛地帯」などの骨のあるドラマがみたいな。


次回が待ち遠しいような番組が、だんだんと少なくなってきたような気がします・・・・・


それにしても海外のドラマはハラハラドキドキの連続で楽しい(しかった)ですね。


往年の「Xファイル」や「LOST」、現在も頑張っている「TWENTY-FOUR」など。