昨年から自分にアルコール依存症の兆候を感じていました。
お客様と名刺交換する際に手が震えるのです。

でも、飲むと治るので
アルコール依存症患者が必ず思うように
私も「気のせいだ!」と思い込んでいました。

私は新規部署の立ち上げメンバーとして
転職で入社しましたが、
事務所にも1人、会社も全く関与せず
ただ数字だけ要求されると言う孤独でストレスのある環境で
働いていました。

元々、酒好きだったので
仕事が終わった途端にコンビニで酒を買い
飲みながら家に帰り、家でも飲みまくる日々が続いていました。

このような毎日を過ごし
「気のせいだ」とやり過ごしていればどんどん悪化するはずです。

いい加減、震えがひどくなったので
ネットで「アルコール依存症」を調べ
「断酒」を決意しました。

一応、メンタルヘルスにも行きましたが
あまり役に立ったとは言えず
お客への接待もあり1度は挫折したのですが
8月のお盆より再度、断酒を開始しました。

何故、お盆休みかと言うと
アルコール依存症の人が酒を抜くと
離脱症状と言う症状が発生し、
震えがきたり、時には幻覚を見たりすると聞いていたからです。

1人の事務所で幻覚を見てしまえば
最悪、飛び降りたりする可能性も考えられなくはありません。

なので、妻と一緒にいられる時に
断酒を開始しようと思ったのです。


そして休みの間
ノンアルコールビールを飲みながら山形の花火大会を見に行き
暑さでやられながらも楽しい夏休みを過ごしました。



この後から僕の病気人生が始まります。