今までのブログでは大まかに選挙の前準備に触れてきました。
政治への参加意欲は前から有ったけど、お金も無いし諦めていた!という方にご覧いただければ最高です!
もちろんそれ以外の方もよろしくお願いいたします。
ここから先は私にとっても未知の世界が増えてきます。更新具合もその時々になってくるでしょう。

今回は表題の通り私が極(!)個人的に考える公平な選挙について書こうと思います。
当たり前の事を言いますが、公平な選挙とは地盤(交友関係では無く組織)とカバン(財力)に影響を受けず、政策と人間的な魅力(姿勢や行動力)で評価・判断がなされる選挙です。
強引に言い換えれば若者が不利にならない選挙と言っても過言では有りません

何故、こんな事を書くかと言うと、この当たり前の事がまかり通らない世界だからです。
例えば私が耳にした話では、武蔵野市の場合は当選ラインが1500票、地盤が強い政党の所属議員は初めから1000票が割当てられる為、500票獲得すれば良く、無所属候補は500票対1,500票という極めて不利な戦いに勝ち抜かなければならないという事です。

まず、究極にお金をケチった場合の選挙活動は駅立ち個別の集会公金で支出される選挙期間の公示ポスター(指定掲示板限定)、宣伝カーに限られます。上記の通りでしたら理論上、武蔵野市議の規模では供託金の30万円(返却される可能性有り)だけで出費は済みます。
この30万円も何とかして欲しい所ですが、冷やかしでの立候補を防ぐ為にも必要悪(?)なのかも知れません。将来の解決に期待します!
私は宣伝カーは大反対なので、チラシだけを追加で作る予定です。

では、地盤もカバンも持っている候補はどうするのか?
公金で支出されない公示前に貼るポスターをバンバン印刷して、組織の方のご自宅や許可を得た方の壁に貼ります。
また、公示前は個人だけにフォーカスしたポスターは許可されないので、政党に所属している議員は代表者や人気議員との二連・三連(分割)ポスターなどを貼ります。
抜け道は有るのかも知れませんが、無所属・単身の立候補者は自然と投票一週間前の公示日までポスターを貼ってはいけない事になります。
今回の場合は3月時点でポスターを貼っている候補は全員、政党所属議員という事です。
まぁ、私は無所属なので若干妬みも入りますが、これって結構差が付くらしいのです。ポスターは中々高いので、私なんかは同じ場所に何枚も貼っている候補を見ると、こんなに金を使って!という感じに見えてしまいます。

一番お金がかからないのはネットですが、前回書いた通り公職選挙法による規制があります。
これは規制の解除を待つよりも、問題の無い範囲で大いに活用しましょう

また、私なんかはびっくりしてしまいましたが、制限はあるものの選挙活動を手伝ってくれた市民スタッフにお金を払ったり、選挙事務所をこまめに移転する事で複数の大家さんに賃料を支払う事も出来てしまいます。これおかしいですよね?
私はカンパも全禁止派です。何度も言いますが、議員は議員報酬だけで何とか出来るのが理想です。

何だかまとまりのない文章になってしまいましたが、一つだけ手っ取り早く効果の高い解決策が有ります
それはCM2の後で‥とはもったいぶらず、初立候補者以外はポスターを自主規制する!事です。初の方だけはしょうがないと思うのですが、それ以外(現役議員)は4年の間に残した実績で勝負すべきです。
そう、真に公平を考える議員さえ揃えば、そんなに難しい事では無いのです!